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五輪の新たな「視界」を開いた科学技術
  ·   2018-02-28  ·  ソース:
タグ: 五輪;科学技術;文化
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平昌冬季五輪開幕前に選手村を取材した。国際エリアのスポンサー体験館で世界各地の選手と共に「科学技術版平昌冬季五輪会場」を体験した。椅子に座りわずかな個人情報を入力してブレスレットを装着するだけで、VRゴーグルにより平昌冬季五輪のすべての会場を見ることができる。まるでその場にいるような、上空から俯瞰するような体験をすることができる。また続いて同じ設備で高山でのスキーのスリルを楽しんだ。この設備を通じて、観客はスノーボードやスキーなどのゲームを楽しむことができる。光明日報が伝えた。

毎朝食事をするためメディア向けの食堂に行くと入り口で真っ先に出迎えてくれるのはロボット。ロボットは記者たちに挨拶してくれるだけでなく、その日の競技内容や天気といった情報を紹介してくれる。記念撮影をすることもでき、その写真は背後にある大型ディスプレイに映し出すこともできる。他にも記者たちの冬季五輪の取材状況を記録し、撮影後にメールボックスに送信することも可能だ。

鉄道駅や公共交通機関のハブ施設、会場といった場所には、道案内ロボットが設置された。これらのロボットは5ヶ国語に精通しており、外国人でも簡単に利用することができる。冬季五輪はさらに、韓国語など8ヶ国語の通訳サービスを提供することができるAI翻訳アプリをリリース。ユーザーの声を認識するほか、写真の文字を読むことで、自動的に翻訳する。このように平昌五輪はハイテクサービスを通じて、ボランティアへの依存を大幅に減らした。

オリンピック公園内の5G-ICT展示ブースは毎日、多くの観客を集めた。展示館の開館時間前にすでに入口には長い行列ができているほど。ここで観客は新しい競技の楽しみ方を体験することができる。インタラクティブ動画システムを利用し、観客は異なる角度から一つの試合を観戦することができる。そこで放映される試合は、会場とリアルタイムで進行しており、別のディスプレイには、すべてのスキー場のカメラの位置と、各選手の情報が表示されている。好きな選手をクリックすれば、現在競技中の場所と試合会場のリアルタイムな状況を調べることができるため、観客は好きな選手を常に追跡することができる。

「五輪のハイテク」を体験できたのは、会場にいた記者と観客だけではない。テレビで中継を見守っていたすべての観客も科学技術がもたらす変化を感じることができたことだろう。フィギュアスケートは今回の冬季五輪で、新技術を採用した。競技場の観客席の4方向にカメラ100台が設置され、人々は360度の異なる角度から同じ光景を見守ることができた。これは「冬季五輪の花」と呼ばれるフィギュアスケートの優雅な美しさを最大限に映し出すことを目的としていた。

クロスカントリースキーの会場でも初となる新技術が採用された。それは競技場各所に設置されたカメラと選手のGPSデバイスを利用することで、観客は専用のタブレットPCで選手の位置から順位、国籍といった主要情報をリアルタイムで確認できるというものだ。こうした新しい技術は五輪の発展の流れを変え、さらに観客に新たな体験をもたらし、人々の五輪に対する新たな「視界」を開いた。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年2月28日

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