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菓子作り伝え3代 老舗「復茂餅家」100年の物語(二)
本誌記者 馬力  ·   2017-09-20
タグ: 老舗;菓子作り;文化
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祖父の臨終の際の願いをかなえるため、そして家業を継ぐために、郭継光さんは教師の道をあきらめ、全ての力を復茂餅家の経営と発展に注いだ。1996年に復茂公司を設立し、家内制手工業から一応の規模を持つ現代企業へと生まれ変わった。1998年にはチェーン展開を開始。2003年には「福建復茂食品有限公司」に昇格し、100年の歴史を持つ「復茂餅家」は伝統産業現代化経営に入った。2004年、8000平方メートル余りの生産工場と本社ビルを建設。復茂工業パークは一応の規模を持ち、研究、生産、販売、教育を一体化した現代化企業となった。「中華老字号」、「全国十佳餅店」などの称号が次々に授与された。 

かつての「教師魂」のせいだろうか、いや、それよりも社会や中国の焼き菓子業界への「責任感」によってか、郭継光さんは常に人材育成は企業発展にとって最も重要だと考えている。中国伝統菓子産業の持続可能な発展を保証するため、郭継光さんは1000万元余りを投じて、201012月に焼き菓子の「英才計画」をスタート。福州大学、河南技術学院、莆田学院、福建師範大学福清分校、湄洲湾職業技術学院など省内外の教育機関と提携して学校を運営し、これまでに511000名余りの学生を教育し、多くの優秀な焼き菓子専門技術人材を育成した。 

郭継光さんは言う。「およそ100年にわたって、復茂が伝承と革新を続けてきたのは、記憶の中の郷愁を残すためだけでなく、何代にもわたって一族がしっかりと守り、努力し、故郷の人々のためにおいしい菓子を作るためです。100年の美味ですよ。復茂では人を育てるように菓子を作る。ブランドを大切にするだけでなく、100年の時が磨きあげた匠の心と品質をより大切にしているのです」。 

「北京週報日本語版」2017年9月20日

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