国家海洋局は無人機による遠隔監視・観測技術の応用を全面的に推し進め、黄岩島(スカボロー礁)、釣魚島(日本名・尖閣諸島)、蘇岩礁、西沙(パラセル)諸島、中沙諸島、南沙(スプラトリー)諸島周辺海域を含む中国の全管轄海域の総合的な管理・コントロールを強化する。人民日報海外版が伝えた。
国家海洋局は23日、無人機による遠隔監視・観測のテストを江蘇省連雲港市で終えた。于青松海域管理司長によると、国務院が今年初めに採択した「全国海洋機能区画(2011-2020年)」は「全域をカバーする、立体化された、高精度の海洋総合管理・コントロールシステムの構築」を定めている。次の段階としてテストの結果を全面的に総括し、整った海域無人機遠隔監視・観測・管理制度と技術規程を構築し、第12次五カ年計画期間中に沿海各省の無人機遠隔監視・観測基地を完成し、無人機の海域での応用を全面的に推し進める。また、沿岸海域の監視・観測を深めたうえで、監視・測定の中身と範囲を拡大し、黄岩島、釣魚島、蘇岩礁、西沙諸島、中沙諸島、南沙諸島周辺海域を含む中国の全管轄海域の総合的な管理・コントロールを強化する。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年9月24日
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