中国で過去最大規模の無形文化遺産の展示会が29日、天津で始まった。
展示会では、25の省、自治区、直轄市から泥人形や陶磁器、彫刻、伝統的な料理と医薬など70種類余りの無形文化遺産が紹介されている。
中国には国家クラスの無形文化遺産が1028種類あり、その伝承に携わる職人などに1488人が認定されている。また、少数民族のチャン族や中国の広東や福建などに住む漢民族の一派である客家(はっか)、およびその他の地域の文化を守るために8箇所の国家クラスの文化保護区が設立されており、中国における無形文化遺産保護は総合的な方向に向けて進んでいるということだ。
「中国国際放送局 日本語部」2010年9月29日 |