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午について
午（うま、ご）は、十二支のひとつで、通常十二支の中で7番目に数えられる。午の刻は昼の12時を中心とする約2時間。昼の12時を正午と言うのはこれが由来。午の方は南の方角である。子午線の語はこれによる。五行は火気、陰陽は陽である。 「午」は「忤」の意味で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の馬が割り当てられた。
中国の「馬」文化
中国の伝統文化において、剪紙（切り紙細工）の馬、木彫りの馬、縁起のいい模様として馬をあしらった木彫りの家具など、「馬」の表現形式は多種多彩だ。中国文化において、「馬」は祝福や願い、激励、成功などを象徴している。例えば、「何事もうまくいく」という意味の「馬到成功」は、人々が互いを祝福する言葉の代名詞になっている。人を励ます時に使う「竜馬精神」は、相手が心身ともに健康で元気旺盛なことを称賛する意味がある。象徴的な意味を持つ実在の動物に関することわざのうち、馬にまつわるものはけなす意味が含まれる率が最も低い。
馬の慣用語・故事成語
馬の慣用語
　生き馬の目を抜く
　馬が合う
　馬の背を分ける
　馬の骨
　馬の耳に念仏
馬の故事成語
　風馬牛
　人間万事塞翁が馬
　意馬心猿
　鹿を指して馬となす
　汗馬の労
午年の切手を発行
中国郵政集団公司は2014年1月5日、『甲午年』記念切手を発行した。午年記念切手は1枚シートで、額面価格は1.20元である。切手にはたくましい白馬の姿が描かれている。馬体に描かれた牡丹の花と鞍にあしらわれたコウモリは、幸福を呼ぶ意味がある。
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