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原動力低下と力欠く回復――2013年世界経済展望

                     魏亮(中国現代国際関係研究院世界経済研究所)

 

2013年世界経済フォーラム(ダボス会議)のテーマは「弾力性ある活力」。このテーマから、今、世界経済で最も懸念されている問題は「回復が弾力性を欠き経済成長の原動力が失われつつある」点であることが見て取れる。

三大趨勢

これからの1年で世界経済にどのような新しい趨勢が生まれるかは人々の関心を集める最も重要な問題だ。この3カ月、複数の国際経済機関が2013年の世界経済成長速度を予測してきた。IMFの3.6%、国連の2.4%、世界銀行が1月15日に出した2.4%という最新予測の他、まだ数多くある。これらのデータが正しいかどうかはなんとも言えないが、今後1年の世界経済成長における三大趨勢は浮き彫りになっている。

(1)経済成長はまだ危機前の常態に戻ってはおらず、成長速度は4%前後に留まっている。これは世界経済が依然として危機における回復段階にあり、正常な成長段階に入っていないことを意味する。

(2)経済回復の原動力が疲弊している。各機関の2013年世界経済成長速度の予測値はおしなべて2011年の最終値より低く、今年、世界経済成長の原動力が弱まることを予見させる。その一方で、この2年来、各機関では経済成長速度予測の度重なる下方修正が常態化し、2013年成長速度予測も低くなり続けていることは、経済成長の勢いが弱くなったことを示すシグナルだ。

(3)世界各国の危機対応のための制度変更によるメリットが減り、その効力が尽きつつある。世界経済自然回復の脈動は依然として微弱だ。2010年から現在に至るまで、政策保証に頼った経済成長という状態は変わっていない。財政当局と通貨当局の経済成長刺激には限界がある。このような成長の限界効用は明らかになくなりつつある。現在のところ、政府に代わって経済を活性化できるような科学的な技術や制度変革はまだない。今後1年で、世界経済に報復的成長が見られる可能性は低い。

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