韓正国家副主席は現地時間20日、ワシントンで行われたトランプ米大統領の就任式に習近平国家主席の特別代表として出席した。新華社が伝えた。

韓副主席は米国でバンス副大統領と会談した他、米経済界代表、テスラのイーロン・マスクCEO、ブルッキングス研究所のソーントン名誉会長とそれぞれ会見した。

韓副主席はバンス副大統領との会談で、「習主席とトランプ大統領がこのほど重要な電話会談を行い、今後の中米関係の発展について多くの重要な共通認識に至った。中国は米国と共に、首脳外交による戦略先導を堅持し、習主席とトランプ大統領の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、中米関係の安定的で健全かつ持続可能な発展を推進することを望んでいる」とした。

米経済界代表との面会では「中国は改革開放を揺るぎなく推し進め、ビジネス環境を改善・最適化し続ける。米国企業が引き続き中国に投資し、中国に根を下ろし、懸け橋としての役割を積極的に発揮し、中米関係の発展に一層貢献することを希望する」とした。

マスク氏、ソーントン氏との会見では「米国の企業と各界がチャンスを掴み、積極的に行動し、中国の発展による成果を共有し、経済や貿易、人的・文化的分野など幅広い分野で中米間の交流と協力を促進し、両国民間の理解と友情を増進し、両国関係を支える民意の土台を不断に改善し、強化することを歓迎する」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年1月21日