韓正国家副主席は4日、日本の経済同友会訪中団と北京で会見した。新華社が伝えた。

韓副主席は「先月、習近平国家主席が日本の首相に選出された石破茂氏に祝電を送った。習主席は祝電で『日本が中国と向き合って進み、中日間の4つの基本文書の原則及び共通認識を厳守し、両国の戦略的互恵関係を包括的に推進し、新しい時代の要請にふさわしい建設的かつ安定的な中日関係の構築に尽力することを希望する』とした。中日間の経済・貿易協力には良好な基盤と大きな余地があり、補完性が高い。双方は協力の潜在力を掘り起こし、より高水準の互恵・ウィンウィンを実現する必要がある。中国は対外開放の扉をさらに大きく開いていく。経済同友会が自らの強みを十分に発揮して、日本企業が全面的かつ正確に中国を知り、中国の発展によるチャンスを掴む後押しをすることを希望する」とした。

経済同友会の新浪剛史代表幹事は、中国の経済・社会発展の成果を高く評価。経済同友会として引き続き橋渡し役を果たし、日本の実業界が引き続き中国市場を深く開拓し、互恵協力をさらに深める後押しをしたい考えを表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年11月5日