李強総理は28日、イタリアのメローニ首相と共に、北京の人民大会堂で行われた中伊企業家委員会第7回会合の開幕式に出席し、スピーチを行った。新華社が伝えた。

李総理は「中伊企業家委員会は発足から10年間、両国の経済・貿易協力の推進及び両国関係の発展に積極的な役割を果たしてきた。世界経済の回復が力を欠く中、中国とイタリアは経済・貿易協力を強化し、両国の発展により多くの原動力をもたらす必要がある。両国は平和・協力、開放・包摂、相互学習・参考、互恵・ウィンウィンのシルクロード精神を大いに発揚・実践し、互恵の原則を堅持し、引き続き互いの発展を支持し合い、連携して共同繁栄を実現する必要がある」と指摘。

「中国の開放の大きな扉は、常にイタリアなど各国の企業のために開け放たれている。我々は透明性と安定性のある、予測可能な制度環境を構築し、市場参入をさらに緩和し、外資系企業に内国民待遇を保障し、各国企業による中国での投資・事業展開をさらにサポートし、利便性を高めていく。両国の企業家が機会を掴み、肩を並べて前進し、企業自らの一層の発展を実現すると同時に、両国の共通利益のパイをさらに大きくしていき、両国間の友好協力関係をさらに緊密化していくことを希望する」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月29日