中国・アラブ諸国協力フォーラム第10回閣僚級会議が30日、北京で開催された。会議後、王毅中共中央政治局委員（外交部長）、モーリタニアのメルズーグ外相、アラブ連盟のアブルゲイト事務局長が共同記者会見に臨んだ。外交部（外務省）ウェブサイトが伝えた。

王氏は「中国・アラブ諸国協力フォーラム第10回閣僚級会議は、第1回中国・アラブ諸国サミット（2022年開催）以降に開催された閣僚級会議だ。今年はフォーラムの創設20周年にあたり、今回の会議は過去を受け継いで未来を開き、団結・協力し、開拓・進取の精神に満ちた会議となった。双方は第1回中国・アラブ諸国サミットの成果の実行に一段と力を入れ、中国アラブ諸国運命共同体の構築推進を加速することについて踏み込んで議論し、『北京宣言』『フォーラムの2024年から2026年までの行動実行計画』など協力文書に調印し、会議は申し分のない成功を収めた」と説明。

「会議は、中国とアラブ諸国との関係の素晴らしい未来についてさらなる計画を立てた。双方は、中国アラブ諸国運命共同体の戦略的礎を強化し、相互に尊重し合い、互いに見守り助け合うという模範を築く必要性で一致した。双方は、中国アラブ諸国運命共同体の持続的加速に助力し、互恵・ウィンウィンの関係で相互に参考にし合い共に進歩するという模範を築くことを決定した。双方は、中国アラブ諸国運命共同体のプラスの効果を発揮させ、共通認識の形成、グローバル・ガバナンスの最適化の模範を築く必要性で一致した」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年5月31日