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チリ大統領が北京の骨董品市場「潘家園」でお宝探し
  ·   2023-10-23  ·  ソース:
タグ: 政治;チリ;北京
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今月17日と18日の2日間、北京で開催された第3回「一帯一路」(the Belt and Road)国際協力サミットフォーラムに出席したチリのガブリエル・ボリッチ大統領は、万里の長城に登り、故宮を見学したほか、北京の骨董品市場・潘家園にも足を運び「お宝探し」をしたことがネットユーザーの間で大きな話題となっている。北京日報が報じた。

ボリッチ大統領は18日午後5時ごろ、随員と共に潘家園を訪れた。その日は水曜日で、文化ナイトマーケットが開催されていたため、市場内は多くの客でにぎわっていた。

ボリッチ大統領は興味津々といった様子で潘家園や文化ナイトマーケットを巡り、そのナイトマーケット文化を体験したほか、中国の人々の人情味あふれる活気を肌で感じていた。

ボリッチ大統領は潘家園を約1時間ほどかけて見て回り、所狭しと並ぶ各種売り場で、屏風型の置き物「插屏」や「状元塔」の置き物、小さな銅製の観音像といった中国の伝統的な特色ある商品を購入した。

そしてその後訪れた潘家園の文化クリエイティブショップでは、北京の景色がデザインされたデスクマットや北京中軸線の立体ふせん紙、北京の公共バスがデザインされたホーローマグカップ、潘家園スタンプ帳、考古学発掘ブラインドボックス、「西游封魔録」のトランプ、百家姓パズルマグネット、潘家園節気マグネット、お守り香袋といった北京グッズや潘家園ならではのグッズを10点以上購入。

潘家園では、ボリッチ大統領を歓迎し、独自にデザインした麒麟狗が描かれた木製のしおりや景泰藍の七宝の置き物などを贈呈した。

ボリッチ大統領も潘家園に対し、親切で人情豊かな中国の人々に対する感謝の気持ちを直筆サインと共に残し、中国の旅の素敵な思い出づくりをした。

外国人が北京に来たら「絶対にしたいことトップ3」には幾つかのバージョンがあるが、そのうちの1つが「万里の長城に登り、北京ダックを食べ、潘家園を巡る」だ。1992年に開設された潘家園は、中国国内外でも有名な骨董品市場で、北京の文化的ランドマークとなっている。そして、海外から来る人々が北京で「お宝探し」するために必ず立ち寄りたい場所ともなっている。統計によると、同市場を訪れる外国人観光客は年間30万人以上で、朝陽区は「重要な外国人ゲストの接待場所」に認定している。これまでに、タイのシリントーン王女やチェコのイジー・パロウベク元首相など、外国からの要人もここに立ち寄り、ショッピングを楽しんだ。(編集KN)

 

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