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逃亡中の容疑者の「民主主義サミット」への招待は民主主義への最大の冒涜
  ·   2021-12-10  ·  ソース:人民網
タグ: 民主;米国;政治
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逃亡中の反中・香港攪乱分子である羅冠聡(ネイサン・ロー)がこのほど、米国からいわゆる「民主主義サミット」に「招待された」と主張したことで、いわゆる「民主主義サミット」は全く民主的ではないことを示す不動の事実がさらに増えた。米国政府がこの「香港独立」分子にパフォーマンスの舞台を提供したことで、いわゆる「民主主義サミット」の本質が民主主義の道具化と武器化であることがさらに露呈した。(人民日報「鐘声」国際論評)

近年、米側は事あるごとに香港地区の民主主義の「守護者」を自任しているが、その真の目的は「民主主義」の名の下に香港地区を混乱させることにある。香港地区は中国の香港地区であり、米国が干渉しても「一国二制度」の長期安定的発展という歴史の大勢を揺るがすことは不可能だ。香港地区国家安全維持法の制定と施行、香港地区の選挙制度の整備により、香港地区情勢は混乱から安定への重大な転換を果たした。新選挙制度により、選挙は望ましい競争へと戻り、香港地区の民主は市民の実益と幸福を図るものへと戻りつつある。このような香港社会の前向きな変化は、米国の政治屋による「民主主義」の名を借りた香港地区への干渉が、すでに完全に失敗したことを十分に物語っている。

羅冠聡は国家分裂を煽動し、外国または中国大陸部外勢力と結託して国家の安全を危うくした嫌疑がかかっており、香港警察に指名手配された犯罪容疑者だ。指名手配中の特定の反中・香港攪乱分子のために舞台を提供して後押しし、力づける米側の企ては徒労に終わるに違いなく、いかなる波瀾も巻き起こせないだろう。いわゆる「民主主義サミット」に逃亡中の犯罪容疑者を招待することで、米国は「民主主義」の名を借りながら実際には民主主義に反する行動を取るという荒唐無稽な本質を国際社会にさらにはっきりと示すことになるだけだ。

米国は自らの基準で線引きをし、世界の半分の国や地域を「民主主義陣営」とし、残る半分の国を「非民主主義国家」としている。このようなやり方自体が民主主義の精神に背いており、典型的な民主主義の「私物化」、「レッテル化」、「政治化」だ。グローバルな試練が日増しに増え、世界が団結と協力の強化を必要としている現在、米国は「民主主義」の表看板を掲げて地政学的戦略を推し進め、理念の異なる国を叩き、世界に分断と対立を作り出している。このような冷戦思考と覇権的行為は歴史の大勢に逆行しており、その目的を達することはあり得ないだろう。

民主主義は全人類共通の価値観であり、米国が恣意的に弄ぶ政治的道具ではない。米国が「民主主義」の仮面をかぶって自らの覇権を維持することは、すでに国際社会の激しい反発を呼んでいる。反中・香港攪乱勢力と結託し、違法犯罪者をかばい、放任する米国の政治屋の悪行は唾棄されるだけであり、その悪意ある企みは必ず失敗に終わるだろう。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年12月9日

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