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中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議コミュニケ
  ·   2021-11-12  ·  ソース:新華網
タグ: 第19期六中全会;中国共産党;政治
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中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(19期六中全会)は、2021年11月8日から11日まで北京で開催された。

今回の全会には、中央委員197人と中央委員候補151人が出席した。また、中央紀律検査委員会常務委員会委員と関係部門の責任者が列席したほか、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の代表からも一部の末端の党員や専門家・学者が列席した。

全会は、中共中央政治局が主催した。習近平中国共産党中央委員会総書記が重要談話を発表した。

全会は、習近平総書記が中共中央政治局の委託を受けて行った活動報告を聴取・討論し、「党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議」を審議・採択し、「党の第20回全国代表大会(党大会)開催に関する決議」を審議・採択した。習近平総書記は全会に対して「党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議(討議草案)」についての説明を行った。

全会は、党の19期五中全会以来の中央政治局の活動を十分に評価し、以下の認識で一致した。この一年、世界の百年に一度の大きな変動と新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの影響が重なって、外部環境はこれまで以上に複雑になり、厳しさを増し、国内の新型コロナウイルス感染症対策と経済・社会発展の諸任務は極めて重く困難であった。中共中央政治局は、中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重要思想、科学的発展観、「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義」思想を指針とすることを堅持し、第19回党大会および19期二中全会、三中全会、四中全会、五中全会の精神を全面的に貫徹し、国内と国際という二つの大局を統一的に考慮し、感染症対策と経済・社会発展を両立させ、発展と安全を総合的に勘案し、「安定を保ちつつ前進を求める」という活動全体の基調を堅持し、新たな発展理念を全面的に貫徹し、新たな発展の形の構築を加速させたことにより、経済の発展は比較的良い勢いを保ち、科学技術の自立自強に向けた取り組みは積極的に促進され、改革開放は絶えず深化され、貧困脱却の難関攻略という戦いに期日どおりに勝利し、民生の保障は効果的に改善され、社会大局は安定を保ち、国防・軍隊の現代化は着実に推し進められ、中国の特色ある大国外交は全面的に推進され、党史の学習・教育は着実かつ効果的に行われ、各種のゆゆしい自然災害に打ち勝ち、党と国家の諸般の事業が新たに大きな成果を収めた。また、中国共産党創立100周年を祝う一連のイベントが成功裏に開催され、習近平中共中央総書記は重要談話を発表し、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成を正式に宣言し、全党・全国各民族人民が二つ目の百周年の奮闘目標に向かって意気軒昂と新たな道のりを歩み出すよう激励した。

全会は、次のように認識した。党の百年にわたる奮闘の重要な成果と歴史的経験を総括することは、中国共産党創立100周年という歴史的条件の下、社会主義現代化国家の全面的建設の新たな道のりにつき、新時代に中国の特色ある社会主義を堅持し発展させるために必要なことであり、政治意識・大局意識・核心意識・一致意識を強化し、道・理論・制度・文化への自信を固め、習近平同志の党中央・全党の核心としての地位を断固として擁護し、中共中央の権威と集中的・統一的指導を断固として擁護し、全党が足並みをそろえて前へ進むために必要なことである。そして、党の自己革命を推進し、全党の闘争能力とリスクや課題への対応能力を高め、党の生命力と活力を永遠に保ち、全国各民族人民を団結させ率いて中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けて奮闘を続けていくために必要なことである。全党は唯物史観と正しい党史観を堅持し、党の百年にわたる奮闘から、これまでわれわれはなぜ成功することができたのかを見きわめ、今後われわれはどのようにすれば成功し続けることができるのかをしっかりと理解する必要がある。そうすることで、いっそう確固として、いっそう自覚をもって初心を貫き使命を全うすることができ、新時代において中国の特色ある社会主義をよりよく堅持し発展させることができる。

全会は、次のように指摘した。中国共産党は1921年の創立以来、終始一貫して中国人民の幸福の追求、中華民族の復興の追求を自らの初心・使命とし、終始一貫して共産主義の理想と社会主義の信念を堅持し、全国各民族人民を団結させ率いて、民族の独立と人民の解放を勝ち取り、国家の富強と人民の幸福を実現させるためにたゆまず奮闘し、今年に至って百年にわたる輝かしい道のりを歩んできた。こうした党と人民の百年にわたる奮闘は、数千年に及ぶ中華民族史上の最も壮大な叙事詩を書き綴った。

全会は、次のように指摘した。新民主主義革命の時期において、党が直面していた主要任務は、帝国主義、封建主義、官僚資本主義に反対し、民族の独立と人民の解放を勝ち取り、中華民族の偉大な復興を実現するために根本的な社会的条件をつくり出すことである。革命闘争の中で、毛沢東同志を主要な代表とする中国の共産主義者は、マルクス・レーニン主義の基本的原理を中国の具体的な実情と結びつけて、苦しい模索とそのために極めて大きな犠牲を払うことによって積み重ねた一連の独創的な経験に対し理論的な概括を行い、「農村によって都市を包囲し、武力によって政権を奪取する」という革命の正しい道を切り開き、毛沢東思想を打ち立て、新民主主義革命の勝利を勝ち取るために正しい方向を指し示した。党は人民を指導して不撓不屈の精神で奮戦し、新民主主義革命の偉大な成功を収め、中華人民共和国を樹立し、民族の独立と人民の解放を実現し、旧中国の半植民地・半封建社会の歴史に完全に終止符を打ち、広範な勤労人民がごく少数の搾取者に支配された歴史に完全に終止符を打ち、旧中国の四分五裂の状態に完全に終止符を打ち、列強が中国に押しつけた不平等条約と中国における帝国主義のすべての特権を完全に廃止した。また、中国で数千年に及ぶ封建的専制政治から人民民主主義への偉大な飛躍を実現したばかりでなく、世界の政治的構図も大きく変え、全世界の被抑圧民族と被抑圧人民が解放を勝ち取る闘争も大きく勇気づけた。中国共産党と中国人民は勇ましい不屈の奮闘をもって、「中国人民はここから立ち上がった。中華民族がなすすべなく蹂躙され、散々に虐げられていた時代はもはや永久に過ぎ去った。中国の発展の新紀元がこの時から切り開かれることになる」と、世界に向けて厳かに宣言した。

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