中国共産党中央宣伝部が８月２６日、『中国共産党の歴史的使命と行動価値』と題する文献を発表した。中国共産党の１００年にわたる奮闘の歴史と執政の成果は、世界の政治文明の発展と進歩に東洋の知恵をもたらし、人類が持続的な平和と発展を実現するために重要な貢献をしてきたと、国際社会から積極的に評価されている。

「中国共産党は人民を心の中で最も高い位置に据えることができている」

「この１５年間、私は何度も中国を訪れて都市にも農村にも行き、中国の人々の生活水準が絶えず上昇し、精神生活がますます豊かになったことをこの目で見てきた」と南アフリカのウェズリー·ダグラス元国会議員は言う。さらにダグラス氏は、「中国共産党は単にインフラ整備で貧困支援を行うだけでなく、それ以上に教育と研修を通じて人々にしっかりと能力を身につけさせることで、その生活の質を根本的に改善している」と述べた。

韓国檀国大学政治外交学部の金珍鎬教授は、「１４億以上の人口を擁する大国にとって、新型コロナウイルス感染症対策は容易ではない。中国共産党の指導と中国人民の積極的な協力の下で、中国の感染症対策は大きな成果を収めた。中国共産党は人民を心の中で最も高い位置に据えることができている」と述べた。

「中国の国情に合った発展の道を歩み出した」

「現地の学者や政府関係者との交流を通じて、中国共産党はマルクス主義政治経済学の基本原理と方法論を堅持すると同時に、中国の実情に結び付けて大胆に革新し、実事求是（事実に即して真理を求める）の精神を持っていることが分かった」とブラジルグローバル南方研究所のアレクサンデル・フィゲイレード所長は言う。同氏は長年中国の発展に注目し、かつて北京市や上海市、四川省などで調査研究を行っている。「中国共産党は中国人民を指導して中国の国情に合った発展の道を歩み出し、中国の特色ある社会主義制度をより成熟させ、完全なものにした」とフィゲイレード所長は述べた。

フランスのパリ第８大学教授で中国問題専門家のピエール・ピカール氏は、「中国は小康社会（ややゆとりのある社会）を全面的に完成させ、第一の百年奮闘目標を達成した。これは中国の特色ある社会主義制度の優位性を十分に示し、中国共産党が中国人民の最も信頼できるよりどころであることを表している」と指摘した。

「世界中の平和を愛する国と人々からの尊敬を勝ち得た」

中国はすでに１４０の国および３２の国際組織と２００件以上の「一帯一路」共同建設協力文書に調印している。世界銀行の研究報告によると、「一帯一路」共同建設構想によって、関係国の７６０万人が極度の貧困、３２００万人が中度の貧困から脱却し、参加国の貿易が２．８％から９．７％増加し、グローバル貿易が１．７％から６．２％増加する。発展問題において、中国共産党は自国における発展の実現に力を注ぐと同時に、共同発展の促進にも貢献している。

アルバニアでは中国企業が投資・運営するティラナ国際空港とバンカーズ油田は現地の経済発展と人々の生活水準の向上に可能性をもたらした。アルバニアグローバル化研究所のＭａｒｓｅｌａ・Ｍｕｓａｂｅｌｌｉｕ執行主任は、「中国は発展途上国にいかなる政治条件も付加しない援助を提供しており、中国共産党は実際の行動で世界中の平和を愛する国と人々からの尊敬を勝ち得た」と述べた。

「北京週報日本語版」2021年8月30日