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中国製ワクチンのCOVAX採用が持つ積極的意義
  ·   2021-08-03  ·  ソース:人民網
タグ: ワクチン;新型コロナ;政治
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中国のシノファーム製ワクチンとシノバック製ワクチンを「COVAXファシリティ」に採用する契約が7月に締結され、発展途上国における新型コロナウイルス対策のための供給が始まった。これは中国がワクチンを「国際公共財」にするとの約束を実際の行動によって実行するものであり、発展途上国におけるワクチン供給不足の緩和に寄与し、ワクチン分配の公平性とアクセシビリティの大きな後押しにもなるとの認識で、国際世論は一致している。法制日報が伝えた。

国際社会は、中国製ワクチンが発展途上国製ワクチンとして初めてCOVAXに採用されたことが世界各国にとって持つ積極的・現実的意義に注目している。

シノファーム、シノバック両社はGAVIアライアンスとの契約に基づき、今年10月末までに新型コロナウイルスワクチン1億1000万回分をCOVAXを通じて供給する。今年と来年でシノバックは計3億8000万回分、シノファームは計1億7000万回分のワクチンを供給する。

世界保健機関(WHO)は9月までに各国の人口の少なくとも10%にワクチンを接種し、接種率を年内に少なくとも40%にまで高め、来年半ばまでには70%にすることを目標としている。しかし、COVAXはワクチン不足に直面しており、一部先進国に存在する深刻な「ワクチン・ナショナリズム」傾向のため、世界的なワクチン分配に不均衡が生じ、先進国と発展途上国との間に深刻な「免疫格差」が生じている。

ワクチン供給が明らかに不足し、発展途上国を始め全世界でワクチン接種率の向上が急がれる中、今回のGAVIアライアンスと中国企業の契約締結による中国製ワクチンの採用は、まさに「恵みの雨」であり、世界で急がれるワクチン分配作業の推進、免疫格差の縮小、ワクチン分配の公平性とアクセシビリティの確保を極めて大きく後押しすることは間違いない。中国製ワクチンの採用は、WHOとGAVIアライアンスなどが世界的な新型コロナ対策をより良く実施するうえでもプラスだ。

新型コロナウイルスのパンデミックが生じて以来、中国は人類運命共同体の理念に基づき、ワクチンを「国際公共財」にするとの約束を最初に行い、積極的に実践してきた。中国が今年10月末までのCOVAXを通じた1億1000万回分のワクチン供給とその後の長期的供給を約束したことは、中国の大国としての責任感の重要な表れと受け止められている。

国際世論はまた、今回の両社製ワクチンの採用は、WHOによる緊急使用承認に続き、再び国際機関が中国製ワクチンに権威あるお墨付きを与えたものだと指摘する。WHOやGAVIアライアンスなど国際機関の中国製ワクチンへの高い信頼も、力強く証明された。

今後、さらに多くの中国企業のワクチンがWHOによって緊急使用を承認され、COVAXを通じて供給され、各方面との共同努力によってワクチンの公平な分配が後押しされ、新型コロナとの闘いにおける世界の団結に積極的貢献を果たすことが予見される。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年8月2日

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