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国務院新聞弁公室が「米国人権侵害報告2020」を発表
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· 2021-03-25 · ソース:人民網 |
タグ: 米国;人権;政治 | 印刷 |
国務院新聞弁公室は24日「米国人権侵害報告2020」を発表し、米国における人権侵害の状況を明らかにした。全文は約1万5000字で、概要は以下の通り。
■ 新型コロナウイルスの感染状況は深刻かつ制御不能で、この世の悲劇をもたらした
新型コロナ対策における米国政府の勝手ででたらめな行動が制御不能をもたらした。米国の人口は世界全体の5%足らずだが、2021年2月末までに新型コロナウイルスの感染者数は世界全体の25%を超え、死者数は世界全体の20%近くを占め、米国の民衆50万人以上が貴い命を失った。
■ 米国式民主主義は秩序を失い、政治的混乱を引き起こしている
金権政治が民意をねじ曲げ、抑圧し、選挙は富裕層の「一人芝居」となり、米国の民主制度への人々の信頼は過去20年で最低にまで落ち込んでいる。
■ 人種差別がエスニック・マイノリティの境遇を悪化させている
有色人種は米国の未成年者(18歳以下)全体の約3分の1を占めるが、未成年の被拘禁者全体の3分の2を占める。アフリカ系は新型コロナウイルスの感染率が白人の3倍、死亡率が白人の2倍で、警察に殺害される確率は白人の3倍となっている。またアジア系の若者の4分の1が人種的いじめの対象となっている。
■ 社会的に不穏な状態が続き、民衆の安全が脅かされている
銃器売買と銃撃事件が過去最高を記録し、人々は社会秩序への信頼を失っている。新型コロナ感染拡大の制御不能化、人種差別への抗議、選挙での衝突が交錯する中、2020年の米国の銃器販売数は2300万丁に達した。これは2019年と比べて64%の激増であり、初めて銃器を購入した人の数は800万人を超えた。米国では年間4万1500人以上が銃撃で死亡しており、これは1日あたり平均110人以上に達する。大規模な銃乱射事件が計592件発生しており、これは1日あたり平均1.6回以上となる。
■ 貧富の二極化が日増しに進み、社会的不公平を激化
新型コロナの感染拡大が制御不能に陥ったことで大規模な失業が発生し、数千万人が医療保険を失い、米国人の6分の1、米国の子どもの4分の1が飢えの脅威に直面している。社会的に弱い立場にある人々が、政府の消極的な新型コロナ対策の最大の犠牲者となっている。
■ 国際ルールを踏みにじり、人道的災害をもたらしている
新型コロナウイルス感染症との闘いにおいて、全世界の団結が必要な時であるにもかかわらず、米国は頑として自国優先を信奉し、孤立主義、一国主義を推し進め、制裁による圧力を振りかざし、国際機関を苦しめ、威嚇し、庇護を求める人々を残酷に扱い、世界の安全と安定にとって最大のトラブルメーカーとなっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月25日
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