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【王毅外交部長記者会見】中国外交政策と対外関係に関する回答
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· 2021-03-08 · ソース:人民網 |
タグ: 外交;国際協力;政治 | 印刷 |
第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議は3月7日午後3時から、北京市の人民大会堂記者会見ホールで記者会見を行い、王毅国務委員兼外交部長(外相)が「中国外交政策と対外関係」について国内外の記者からの質問に答えた。
■中国外交と元首クラウド外交
2020年、中国は世界各国と共に極めて非凡な道のりを歩んできた。習近平同志を核心とする中国共産党中央の力強い指導の下で、中国外交は国家、人民、世界に責任ある態度で、全力で未曾有なチャレンジに対応し、しかるべき役割を積極に果たした。
中国外交のここ1年における、一番の見どころは元首外交だった。最も揺るぎなく守ったのは国の利益であり、最も力を入れたのはコロナ予防・抑制のための外交、最も心がけたのは海外同胞の安否、最も注目したのはグローバルガバナンスの方向を把握することだった。情義を重んじ、揺るぎない心をもち、原則を重んじ、責任感を抱く中国は、世界に向けて必ずやより多くのぬくもりと希望を伝え、各国の共同発展により多くの自信と力を注ぐことになるだろう。中国は世界における覇権に断固反対し、中国内政に対する理不尽な干渉を断固として跳ね返す。中国への主権侵害、中華民族の尊厳への誹謗中傷は決して容認できず、中国人民の正当な権利は必ず守られるべきものだ。
■中露関係
未曾有の新型コロナ感染症を前に、中露は緊密に協力し、手を携えて新型コロナウイルスに対応し、共に「政治ウイルス」に対抗した。中露の団結は強固で、世界の平和と安定を支える苦しく辛い状況でも動じずに、毅然と節義を守る「中流の砥柱」となった。世界が不安定であればあるほど、中露協力はなおさら揺るぎなく前進していくべきだ。両国は互いに戦略的拠り所、発展のチャンス、グローバルパートナーとなるべきだ。今年は「中露善隣友好協力条約」調印20周年に当たる。双方は条約の更新で一致し、新時代に相応しい意義を与えた。これは中露関係の一里塚であり、新たなスタートでもある。双方は永続的な友好、協力ウィンウィンの条約精神を発揚し、より大きな範囲、より広い分野、より深いレベルで新時代における中露全面的戦略協力パートナーシップを推進していく。
■中国共産党設立100周年と党による指導
中国外交は党が指導する人民外交事業だ。中国共産党は中国人民の屋台骨であり、中国外交の拠り所でもある。
人民の幸福と民族の復興を実現させるという中国共産党の初心は中国外交の責任を定め、独立自主を重視し、公平と正義を発揚する党の求める価値観は中国外交が堅持する基本的な原則を定めた。平和発展を堅持し、協力ウィンウィンを図り、人類運命共同体を構築することは、党章と憲法の定めるところであり、中国外交が努力すべき道と方向でもある。
党の指導は中国外交の最大の政治的優位性で、中国の外交事業が次々と勝利を収める根本的な保障だ。中国は今後も党による外交事業への指導を堅持し、習近平外交思想を全面的に貫徹し、党の伝統に基づき外交の気骨を練磨し、党の歴史的経験で外交の知恵を啓発し、絶えず中国の特色ある大国外交の新たな局面を開拓していく。
■中国・アフリカ関係
中国とアフリカの深い友情は国の独立、民族の解放を求める困難な状況において、力を出し合って努力していく中で形成され、戦友であり、兄弟でもある。この情義は堅固で、しかも時が経つほど強固になっている。我々は永遠に運命を共にする良き友人とパートナーだ。中国とアフリカの協力はすでに南南協力の手本となり、対アフリカ協力の模範となっている。中国とアフリカが共に質の高い「一帯一路」を建設し、手を携えてより緊密な運命共同体を構築することで、アフリカの発展に引き続き原動力を提供していく。
■香港地区について
中央政府が香港選挙制度を整備し、「愛国者による香港統治」を実施することは、「一国二制度」事業を推進し、香港の長期安定を保つための現実的な必要性からであり、憲法に与えられた全人代の権力と責任でもある。完全に憲法と法律に合致し、正当かつ合理的なものだ。自分の祖国に忠誠を尽くすことは公職に就く者、もしくは選挙で公職に就きたい者が必ず守るべき基本的な政治論理であり、香港地区においても同じだ。
中央政府は香港地区の民主発展に関心を抱き、その安定と繁栄を望んでいる。香港地区が動乱から安定に転じることは、完全に各方面の利益に合致し、香港市民の各種権利と外国投資者の合法的利益に、より確実な保障を提供することになる。我々は「一国二制度」、「香港人による香港統治」、高度な自治を堅持しようと決心しているのと同時に、香港のより明るい未来を作りだす自信も持っている。
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