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習近平主席が「ダボス・アジェンダ」で演説
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· 2021-01-26 · ソース:人民網 |
タグ: ダボス;多国間主義;政治 | 印刷 |
ーー中国は引き続き新型コロナ感染症との闘いにおける国際協力に積極的に参加していく。感染防止・抑制の有益な経験を各国と共有し、新型コロナ対策能力の脆弱な国や地域をできる限り支援する。ワクチン協力を強化して、本当の意味でワクチンを各国の人々が入手でき、使用できる公共財にする。
ーー中国は引き続き互恵・ウィンウィンの開放戦略を実施していく。「脱グローバル化」や封鎖・デカップリングは誰の利益にもならない。中国は経済のグローバル化を終始支持し、対外開放という基本国策を揺るぎなく実施する。貿易と投資の自由化及び円滑化を促進し、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの円滑性と安定性を維持し、「一帯一路」(the Belt and Road)の質の高い共同建設を推進し、市場化、法治化、国際化されたビジネス環境を引き続き作り、超大規模市場の優位性と内需の潜在力を発揮し、世界経済の回復と成長にさらなる原動力を与える。
ーー中国は引き続き持続可能な発展を促進していく。エコ文明建設を強化し、二酸化炭素排出量の2030年までのピークアウトと、2060年までのカーボンニュートラルを確実に実現させる。全人類にとって有益な事でありさえすれば、中国は道義的義務感をもって行い、しかもしっかりと実行し、実際の行動によって多国間主義を実践する。
ーー中国は引き続き科学技術革新を推進していく。科学技術への投入を拡大し、知的財産権の保護を強化する。科学技術の成果は全人類に幸福をもたらすべきであり、他国の発展を制限・抑制する手段とすべきではない。中国はより開放的な思考と措置によって国際的な科学技術交流・協力を推進し、各国と連携して開かれた、公平かつ公正で差別のない科学技術発展環境を作り上げていく。
ーー中国は引き続き新型の国際関係の構築を後押ししていく。「勝つか負けるか」や「勝者総取り」は中国人の処世哲学ではない。中国は独立自主の平和外交政策を揺るぎなく遂行し、各国との友好協力関係を積極的に発展させ、南南協力をたゆまず深め、世界経済ガバナンスにより積極的に関与し、経済グローバル化のより開かれた、包摂的で、あまねく恩恵を及ぼす、均衡ある、ウィンウィンの方向への発展を後押しする。
習主席は最後に、「人類にとって地球は1つだけであり、未来も共通のものが1つあるだけだ。現在の危機に対処するのであれ、素晴らしい未来を共に創造するのであれ、人類は同舟相救い、団結・協力する必要がある。実践が再三証明しているように、災いを他国に押しやるいかなる手法も、単独行動のいかなるアプローチも、自画自賛のいかなる傲慢も、最終的には必ず失敗に終わる。我々は手を携えて、多国間主義の松明で人類の前進の道を照らし、人類運命共同体の構築に向けてたゆまず邁進しようではないか」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年1月26日
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