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第13次五カ年計画の世界経済への意義
  ·   2020-10-27  ·  ソース:人民網
タグ: 五カ年計画;世界経済;政治
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今年は中国の第13次五カ年計画の最終段階の年だ。概括するなら、第13次五カ年計画期間は質の高い経済発展の重要な段階であり、経済運営は全体的に落ち着き、経済構造は一段と最適化され、世界経済に重要な影響を与えた。(文:顧清揚・シンガポール国立大学リー・クァンユー公共政策大学院准教授。中国経済網掲載)

■世界経済成長のメインエンジンに

第13次五カ年計画期間、中国は世界経済における推進作用を強め、世界経済の成長に著しく貢献した。2015年に8000ドル足らずだった中国の1人当たりGDPは2019年には1万ドルに達した。これにより世界の中高所得層は30億人にまで増えた。

世界経済の成長に対する中国の寄与率は2019年には30%を超え、2015年時より5ポイント上昇した。実際、世界経済の成長への中国の寄与率は2006年以降すでに14年続けて世界首位であり、世界経済成長の最大のエンジンとなっている。中国は新型コロナウイルスの感染拡大の抑制に成功し、最も早く経済を回復させたため、世界経済の成長への寄与率が今年、例年の水準を大幅に上回るとする研究がある。

■新型のグローバル化に貢献

近年、保護貿易主義が激化し、グローバル化が後退に直面し、世界の経済協力が極めて大きな不確定性と試練に直面している。第13次五カ年計画期間、中国は引き続き経済開放を堅持し、国際経済協力に積極的に参加して、世界経済の循環に強大な推進力を与えた。輸入博覧会、国際定期貨物列車「中欧班列」、21の自由貿易試験区、海南自由貿易港などの国際貿易プラットフォームは、国際貿易を効果的に促進した。

これと同時に、中国は国際的ビジネス環境も大幅に改善し、望ましいビジネス環境を構築した。不利な外部環境に妨害されてもなお、2019年の実行ベース外資直接投資額は世界2位の1381億ドルに達した。今年は新型コロナウイルスの感染拡大という不利な影響を受けてもなお、1~8月の実行ベース外資導入額は人民元換算で前年同期比2.6%増加した。

世界的な経済循環が地政学的妨害を受ける中、中国は第13次五カ年計画期間にも国際・地域経済協力を積極的に実施し、より緊密な地域産業・サプライチェーンの整理統合を実現した。ASEANプラス1、北東アジア経済協力、西部国際陸海新通路などは国際・地域協力を促進する重要なルートだ。中国にとってASEANは昨年、米国を抜いて第2の貿易パートナーとなった。現在の統計から、今年はEUも抜いて最大の貿易パートナーになると見られる。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年10月26日

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