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中国は外部勢力による香港地区の事務への干渉を断固阻止する
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張盼 · 2020-07-07 · ソース:北京週報 |
タグ: 香港地区;国家安全;政治 | 印刷 |
7月1日、香港地区の太平山山頂広場で国歌を歌う香港市民
アメリカ議会の上下両院は最近、中国側の厳正な交渉を顧みることなく、いわゆる「香港自治法案」をそれぞれ可決し、香港地区における国家安全維持のための立法をあしざまに中傷し、国際法と国際関係の基本準則に甚だしく違反し、みだりに中国の内政に干渉している。われわれはアメリカの一部の政治家に対し、彼らがどのような手段を用いようとも、国家安全と香港地区の安定を維持する中国政府の決意と意志は微塵も揺らぐことはなく、彼らの策謀は永遠に実現しないことをはっきりと言っておく。
香港地区は中国の特別行政区だ。中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が中華人民共和国憲法、香港基本法、全人代に関連する決定に依拠して「中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法」を制定したことは、完全に中国の内政であり、いかなる外国も干渉する権利を持たない。香港地区国家安全維持法は中国の国家主権、安全、発展の利益を維持することを目的とし、極めて少数の深刻に国家安全を脅かす行為に対応するものであり、広範な香港住民の幅広い賛同と国際社会の圧倒的多数のメンバーの理解および支持を得ている。
各国の主権平等は国連憲章の主旨・原則であり、アメリカは中国の内政に干渉する権利を持たない。しかし現実には、中国が一地方行政区の国家安全維持の法律を制定したことに対し、アメリカは取り乱し、あらゆる手段で妨害を図っている。その原因は明らかに、アメリカの反中勢力がもはや過去のように勝手気ままに振る舞えず、香港地区で中国の主権と安全を損なう活動に携われないことに焦っているからだ。
昨年の「逃亡犯条例」改正案にまつわる波乱ののち、アメリカの反中政治家は幾度となく「人権」「民主」「自由」の旗を振りかざし、香港地区の事務に繰り返し干渉してきた。アメリカは立て続けにいわゆる「香港人権・民主主義法案」「香港自治法案」をでっち上げ、反中活動や香港を混乱させる暴力行為に加担している。また、デマを振りまき中傷を行うのみならず、アメリカは居丈高に制裁という拳を振り下ろした。
香港地区を混乱に陥れているあらゆる事象の背景には、アメリカの一部の政治家による手引きと煽動があることを、人々ははっきりと見て取れる。彼らは口々に「香港の人々に寄り添う」と言うが、実際には香港を混乱させる反中分子や暴徒と結託して悪事を働き、香港地区が国家安全の面で無防備であることに付け込んで騒乱を引き起こしてきた。アメリカは自国内で繰り返し国家安全維持のための「金城鉄壁」を強固にしておきながら、「香港を愛する者は安心し、香港を混乱させる者は恐れる」ものである香港地区国家安全維持法を公然と中傷し、激しい口調で脅しつけている。人々はアメリカの徹底したダブルスタンダードと際限のない強権的ロジックを既にはっきりと認識しており、香港地区を反中の「橋頭堡」、暴徒たちの「大本営」、「カラー革命」の輸出先に変えようとするアメリカの真の意図をとっくに分かっている。
アメリカの反中勢力がいかにデマを振りまき恫喝したとしても、香港地区国家安全維持法の施行を阻むことはできず、まして香港地区と中国を驚かすことはできない。中国の国家主権、安全、発展の利益を守る決意は揺るぎなく、「一国二制度」の方針を貫徹する決意は揺るぎなく、あらゆる外部勢力による香港地区の事務への干渉に反対する決意は揺るぎない。香港特別行政区の林鄭月娥行政長官はこのほど、いかなる制裁も香港特別行政区政府を驚かすことはできず、香港特別行政区政府は既に心の準備ができており、必要な時に国が対抗措置を取ると信じ、香港特別行政区政府は全面的に連携すると述べている。
いわゆる「制裁」によって香港地区の国家安全維持に関する立法を阻止しようとするアメリカの反中勢力の企みは、既に空振りに終わっている。香港地区を将棋の駒のように利用して中国の発展を抑制しようとする彼らの企みも、必ずや失敗するだろう。われわれは中央政府の断固たる支持と香港各界の共同努力のもと、香港地区国家安全維持法の施行に伴い、香港地区は必ずや混乱から安定に向かい、長期に渡る太平を実現すると堅く信じる。
(張盼 人民日報評論員)
「北京週報日本語版」2020年7月7日
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