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世界の知恵を集めて感染症の対策・解決策を模索=中国外文局の杜占元局長
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· 2020-04-02 · ソース:中国網 |
タグ: 新型肺炎;国際協力;政治 | 印刷 |
中国外文局の杜占元局長が「当代中国と世界――感染症撃退国際シンクタンククラウドフォーラム」で挨拶
6カ国のシンクタンクの専門家12人が30日、Web会議で出席した「現代中国と世界――感染対策国際シンクタンククラウドフォーラム」が成功裏に終わった。今回のクラウドフォーラムは「知恵を集め、経験を共有――手を携え新型コロナウイルスのパンデミックに対応」をテーマとした。これはフォーラムを発起した中国外文局が初めてWeb会議形式で開催した国際的なフォーラムでもある。
中国外文局の杜占元局長はスピーチの中で、「中国共産党と中国政府の力強い指導のもと、多くの人々の苦しい取り組みを経て、中国の新型コロナウイルス感染対策は現在、段階的かつ重要な成果を手にしている。しかし世界的に見ると、感染は依然として拡散・蔓延の流れを呈しており、生活の秩序と経済成長が大きなダメージを受けている。感染対策は依然として、各国が直面している共通の課題だ」と述べた。
感染対策は各国政府だけの責任ではない。シンクタンクは思想の源泉として、感染対策に積極的に参加する責任がある。杜氏は、肝心要の時に感染症に打ち勝つ最も力強い武器になるのは団結・協力と指摘した。新型コロナウイルスへの対応を協議するG20首脳の特別サミットの提案をめぐり、シンクタンクは研究を強化し、積極的に声を上げ、感染対策の国際協力に計画・対策を提案するべきだ。シンクタンクは、世界が同じ脅威にさらされるなか、意見の食い違いを捨て共通認識を形成し、協力を強化し互いに助け合うよう声を揃えて呼びかけるべきだ。同時に人類運命共同体の理念を貫き、汚名を着せ政治問題にすることに反対し、感染症の政治的ツールとしての利用を防ぐべきだ。
「シンクタンクはより広い世界的な視野、より広々とした人類の心により、パンデミックがもたらす深刻な影響とその不確実性の研究を掘り下げるべきだ」杜氏は、各国のシンクタンクは自身の優位性を立脚点とし、「世界公衆衛生安全対策体制」「感染終息後のグローバルガバナンスモデルの改善」「リモートワークモデルの将来性」「気候・環境・生物多様性の保護」などの人類が共に直面している重大な課題をめぐり共同研究をさらに展開し、集団で難関突破に取り組み、世界の知恵を集めて対策・解決策を模索すべきと提案した。
「思想には案内が必要だ。シンクタンクが手を携え相互学習し、共に検討し、有益な意見を集めることができれば、高品質の研究成果を出し全人類に貢献することができる」杜氏は、感染症流行中は状況に応じ「クラウド会議」を不定期的に開催し、感染終息後も「クラウド会議」をシンクタンク交流の一般的な手段にすると提案した。また杜氏は、世界シンクタンク交流・協力プラットフォームの構築、特に知識共有プラットフォームの建設の強化を呼びかけた。
中国は先ほど新型コロナウイルス感染対策オンライン知識センターを構築し、すべての国に向け開放した。中国外文局も速やかに多言語版『中国のキーワード:新型コロナ感染対策編』『2020:中国の感染対策日誌』『あなたと共に――25カ国の外国籍専門家による感染対策の実録』などの書籍を発売した。感染症と戦う中国の措置・経験・エピソードを世界各国と共有し、またこれらの書籍の国際著作権を国際社会に向け無償譲渡することを約束した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月1日
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