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4月1日から無症状感染者数も毎日公表 ますます進む中国の予防・コントロール対策
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· 2020-04-01 · ソース:北京週報 |
タグ: 新型肺炎;無症状感染者;社会 | 印刷 |
上海浦東国際空港で入国者の情報を確認するスタッフ(写真=新華社提供)
現在、中国国内の新型コロナウイルスによる肺炎の予防・コントロールがよい方向へと向かう状況は引き続きしっかりとしているが、それと同時に一部の地域では断続的に無症状感染者が見つかっていて、無症状感染者のモニタリング、追跡、隔離、治療は予防・コントロールの重要ポイントとなっている。無症状感染者の感染力、予防・コントロール方法などの問題について、国家衛生健康委員会疾病予防コントロール局の責任者は記者の質問に対し、次のように答えた。
現在1541名の無症状感染者が医学観察を受けている
2020年3月30日24時までに、医学観察を受けている無症状感染者は1541名で、そのうち域外からの輸入感染者は205名となっている。
感染力の強さ 専門家は感染を広げる可能性は相対的に低いとみている
現在のモニタリングデータと研究を総合すると、無症状感染者に感染力は存在するが、感染期間の長さ、感染力の強さ、感染方法などについてはさらなる科学研究が必要だ。一部の専門家は無症状感染者の気道検体からみて、病原体の核酸は検出されるが、咳やくしゃみといった臨床症状がないことから、病原体が体外に排出されて他者の感染を引き起こす可能性は感染確定者に比べて相対的に低いと考えている。
次なる措置 モニタリング、治療、予防・コントロールを強化する
第一に、予防・コントロールの方策を整える。感染状況の重点地域における一定比率でのサンプル採取をしっかりと行い、無症状感染者の調査と疫学的分析研究を推し進め、予防・コントロール措置を万全のものとする。
第二に、スクリーニング・モニタリングを拡大させる。検査範囲は感染確定者および無症状感染者との濃厚接触者、重点地域、重点個体群にまで広げられており、新型肺炎の国境を越えた輸入と輸出を防ぎ、すべての入国者に対する核酸検査をしっかりと行う。
第三に、管理と治療を強化する。集中隔離と医学管理を厳格に行い、濃厚接触者に対しても隔離医学観察を実施しなければならない。
第四に、民衆の力による予防・コントロールを強化する。防疫知識の普及と広報の力を強め、民衆の科学的防護を指導する。4月1日から感染状況の通達の中で無症状感染者の報告、転帰および管理状況が公表され、社会の関心に適時応えるものとなっている。
「北京週報日本語版」2020年4月1日
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