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第9回北京香山フォーラムが20日開幕 4大議題
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· 2019-10-21 · ソース:人民網 |
タグ: 安全保障;防衛;政治 | 印刷 |
第9回北京香山フォーラムが20~22日、北京国際会議センターで開催される。フォーラムの事務局長を務める皮明勇軍事科学院副院長は「国際的影響力を持つ『トラック1.5』ハイエンド防衛安全保障対話フォーラムである第9回北京香山フォーラムは、世界各国があまねく注目している。18日午前までに、すでに76の政府側代表団530人余りの出席が確認された。このうち23人が国防相、6人が軍の参謀総長だ」と説明する。北京青年報が伝えた。
第9回北京香山フォーラムは中国軍事科学学会と中国国際戦略学会が共催。「国際秩序を維持し、アジア太平洋の平和を共同構築」をテーマに、「大国間関係と国際秩序」「アジア太平洋地域の安全保障上のリスクの管理・コントロール」「中小国の利益と共通の安全保障」「国際軍備制限体制とグローバルな安定」の4大議題を設ける。
今回のフォーラムの際立った特徴として以下が挙げられる。
(1)開催時期の重要性。今回のフォーラムは中華人民共和国建国70周年祝賀という大きな背景の下で開催される。このため特別な議題を設けたうえ、各国の友人らが中国の建設と発展の成果及び世界の平和と発展への積極的な貢献を全面的に知ることができるよう「成果展」の見学も手配した。
(2)注目される議題。今回のフォーラムは大国間関係、中小国の利益、国際安全保障上のリスクなど国際関係分野の重要問題に注目するとともに、海洋安全保障、国際テロ対策、中東安全保障などの分野での新たな状況にも関心を寄せている他、国際安全保障や未来の戦争への人工知能(AI)など科学技術発展の影響も重視している。
(3)規模の拡大とグレードのアップ。全体的に見て外国高官の数は過去を上回り、専門家・学者の数は過去最多に達する。
(4)内容と形式の多様化。研究・討論は幅を広げ、さらに深めた。分科会を前回の4つから8つの増やしたほか、各国の著名専門家による対話を設けた。また、中米関係の行方、国際核軍備制限の展望などの問題についての専門のシンポジウムを設けた。
北京香山フォーラム(旧称・香山フォーラム)は2006年の発足以来、すでに8回の開催に成功。「トラック2」から「トラック1.5」への高度化を実現し、アジア太平洋地域で重要な影響力を持つハイエンド防衛・安全保障対話フォーラムへと次第に発展した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年10月21日
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