ホーム >> 政治 >> 本文 |
実り多い新時代の中露実務協力
|
· 2019-09-20 · ソース:人民網 |
タグ: 中露関係;実務協力;政治 | 印刷 |
李克強総理は16日から18日にかけてロシアを公式訪問し、メドベージェフ首相と第24回中露首相定期会談を行った。今回の訪問で中露双方は首脳会談の重要な共通認識の実行について具体的計画を立て、新時代の中露実務協力の質的向上と高度化を促進し、新時代の中露包括的・戦略的協力パートナーシップに新たな内容を与えた。新華社が伝えた。
■実務協力の方向性を計画
今年6月、習近平国家主席はロシア国賓訪問を成功させ、ロシア側と共に両国関係を新時代の包括的・戦略的協力パートナーシップに格上げした。それから3カ月余り。李総理はロシアを訪問して中露首相定期会談を行い、ロシア側と共に首脳会談の共通認識を実行に移し、実務協力の方向性について計画を立て、中露の実務協力が新たな段階へ上がる後押しをした。
双方は「第24回中露首相定期会談共同声明」に署名するとともに、投資・経済・貿易・農業・原子力・宇宙・科学技術・デジタル経済など10数件の二国間協力文書の調印に立ち会った。
中国にとって中露首相定期会談は最も早く構築した対外協力制度の一つだ。20年余りかけて、この制度は日増しに成熟し、完全なものになり、各分野での中露実務協力の促進に重要な役割を果してきた。
ロシア・アジア工業企業家連盟のヴィタリー・マンコビッチ会長は「今回の露中首相会談は今年6月の露中首脳会談の重要な共通認識を全面的に実行に移すことを目指していた。双方はこれについて踏み込んだ対話を行い、両国のために良好な経済貿易協力環境を創造した」と指摘する。
ロシアVTB銀行のアンドレ・コスチン頭取は「露中首相会談は、エネルギー・農業・イノベーション・金融を始めとする各分野の両国協力の強化に資する」と指摘する。
中国社会科学院「一帯一路」研究センターの許文鴻副秘書長は「新時代の中露包括的・戦略的協力パートナーシップを『互いに見守り助け合う、深い融通、開拓・革新、あまねく恩恵のあるウィンウィン』との目標及び方向に沿って邁進させるには、さらに実務協力の潜在力を掘り起こし、二国間関係の内生的原動力を強化する必要がある。中露の相互開放の拡大、実務協力の強化は、多国間主義と自由貿易を実際の行動によって守ることでもある」と指摘する。
■協力の質的向上と高度化を促進
二国間貿易額はブレイクスルーを遂げ、戦略的大型プロジェクトは着実に進み、新興分野の協力は勢いよく発展し、「東北―極東」「長江―ヴォルガ川」の二大地域協力制度は日増しに豊かで整ったものになっている。近年、中露の実務協力は多くの花を咲かせ、着実化し、深化し続けている。
今回の訪問で中露の署名した共同声明は、双方の実務協力の具体的な目標と実行措置を明らかにした。例えば経済・貿易面では「2000億ドルという貿易発展目標に向けて邁進すべく努力する」。科学技術面では、来年と再来年に科学技術革新年を催す。
2次のページへ |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号 京公网安备110102005860号