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習近平主席による中央アジア歴訪の成果
  ·   2019-06-18  ·  ソース:人民網
タグ: 中央アジア;「一帯一路」;政治
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習近平国家主席は6月12日から16日にかけて、キルギス、タジキスタン両国を国賓訪問し、ビシュケクで開催された上海協力機構(SCO)加盟国首脳理事会第19回会議、ドゥシャンベで開催されたアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)第5回サミットにも出席した。外遊を終えるにあたり、王毅国務委員兼外交部長(外相)は随行記者に次のように語った。新華社が伝えた。

6月は首脳外交の繁忙期だ。習主席はロシア国賓訪問とサンクトペテルブルク国際経済フォーラム出席を成功裏に終えるとすぐにビシュケクとドゥシャンベへ飛び、中央アジアの隣国を訪問するとともに、SCO、CICAの「両サミット」に出席した。これは善隣友好の旅、「一帯一路」共同建設の旅、「上海精神」発揚の旅、アジア協力を先導する旅であり、新型の国際関係と人類運命共同体の構築のために新たな章を記した。

■原則的立場を明らかにし、外交理念を広めた 

SCOとCICAはいずれも中国外交の重要なプラットフォームだ。習主席は今回の訪問中、▽中国はアジアの大家族の一員及び国際社会の責任ある大国として、断固として揺るぎなく平和的発展の道を歩む。他国に損害を与えて自国の利益を図り、災いや困難を他国に押しつけることは決してしない▽開放・ウィンウィンを堅持し、各国と発展のチャンスを分かち合う▽揺るぎなく多国間主義を実行し、国際法に基づく国際秩序を維持する――と旗幟鮮明に指摘した。中国は引き続き世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の擁護者であり続け、新型の国際関係と人類運命共同体の構築に尽力する。

習主席は「中国側は各国と共に、『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』グローバル・ガバナンス観を堅持し、国連中心の国際体制を断固として維持し、世界貿易機関(WTO)を中核とする多角的貿易体制を断固として維持する」と強調した。習主席はさらに「経済・貿易関係において生じた問題については、何かと言えば保護主義や一国主義に訴えるのではなく、各者共に相互尊重の精神に基づき、平等な対話と協議を通じて、国際関係の準則と多国間貿易ルールに従い適切に処理すべきだ」と指摘した。中国のこの立場は各国の正当な発展権を守るだけでなく、国際公平・正義を守るものでもある。習主席の考えを各者は理解し、これに賛同。習主席の一連の主張は現在の情勢をしっかりと押さえ、肝要な問題に回答しており、揺るぎない自信の表れであり、国際問題の取り扱いにおける中国の高度の責任感がはっきりと示されたとの認識で一致した。

SCOサミット会期中、中露蒙3カ国首脳は第5回会談を行い、3カ国の発展戦略の連携推進、各分野の実務協力、中露蒙経済回廊の建設など主要な議題について話し合い、地域経済の融合的発展の推進という積極的なメッセージを発した。

習主席の相次ぐロシア訪問と中央アジア歴訪は、大国外交と周辺外交、二国間訪問と多国間会議をカバーしており、中国にとって引き続きグローバルパートナーシップの構築を推進し、「一帯一路」共同建設を推進し、世界の平和・安定を断固として守る重大な外交措置だ。訪問は目標を達成し、実り豊かな成果を収めた。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年6月17日

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