２０１８年の政府活動報告では重大リスクの防止・解消、的確な貧困脱却、汚染対策の三大堅塁攻略戦が打ち出された。汚染対策の堅塁攻略戦に関しては、２０１８年の１年間で、鉄鋼生産能力３０００万トン以上が削減され、全国で８億１０００万キロワットの石炭燃焼発電機が基本的に天然ガスの排出レベルに達し、世界最大のクリーンコール発電基地が建設された。汚染対策は強化され、ＰＭ２．５の濃度は引き続き低下した。

２０１９年の政府活動報告は引き続き三大堅塁攻略戦をしっかりと行うことを政府活動の任務とし、「汚染対策では、『青い空を守る戦い』に勝利することなど重点任務に照準を合わせ、各方面を統一的に考慮して末梢と根本を兼治し、生態環境の質を持続的に改善する必要がある」とした。

習総書記は講話の中で、「汚染対策の三大堅塁攻略戦をしっかりと行う必要がある。大衆が激しい不満を示している突出した環境問題をしっかりと解決することは、環境と民生を改善する上での差し迫った需要であり、エコ文明建設を強化する上での当面の急務である」と指摘した。

「北京週報日本語版」2019年3月6日