この数年間、中国の文化分野では、『習近平、国政運営を語る』、『人民の名義』、『戦狼2』、『さまよえる地球』など、優れた書籍や映画などの作品が次々と現れた。これらの作品は現代中国人の心の声を鮮明に反映し、グローバルガバナンスに関する中国の知恵とプランを伝えており、中国国民に愛されただけでなく、国際社会からも強い反響があった。
これらの優れた作品の促進効果により、中国の対外文化交流は盛んに発展し、国際社会の中国に対する文化的記号ももうカンフーや京劇といった伝統的概念に限られることはなくなった。現代中国の普通の人々の生活を反映したテレビドラマが一部の国で人気番組になり、中国の現代社会発展理念に西側諸国が興味を抱いていることは、国際社会の中国理解がすでに多元化していることを示している。
今、中国はすでに新時代に入った。文化・文芸や哲学・社会科学関係者は時代と歩調を合わせ、人民を中心に据えることを堅持し、優れた作品・研究成果で人民に奉仕し、光明な徳性で社会の気風を導くことを堅持しなければならず、新時代を記録し、新時代を書き記し、新時代をたたえる使命を担わなければならない。そして果敢に時代の課題に答え、現代中国の偉大なる創造の中から創作のテーマを見出し、革新のインスピレーションをつかみ、我々のいるこの時代の歴史的大転換を深く反映し、我々のいるこの時代の精神のあり様を描写しなければならない。
「北京週報日本語版」2019年3月5日