全国政協第１３期第２回会議が３月３日午後に北京で開幕した。汪洋全国政協主席が政協第１３期全国委員会常務委員会を代表して活動報告を行った。

汪洋主席は次のように指摘した。「昨年１年間、全国政協常務委員会は積極的に対外友好交流を展開し、良好な外部環境の構築に力を注いだ。国の外交活動における総体的な配置に基づき、ハイレベル交流を行い、外国の関連機関、政治組織、メディア・シンクタンク、各界人士との交流を深めた。専門委員会を組織し対外交流を行い、中国大陸部外の経済貿易協力区、『国際陸海貿易新通道』、国際定期貨物列車『中欧班列』の運行などをめぐり、深い調査研究と政的議論を行った。また中国経済社会理事会とＥＵ経済社会委員会による第１６回中欧円卓会議の開催を支持した。国際情勢分析会を開き、委員が中米経済貿易摩擦に対し適時発言し積極的に提案することを支持した」。

また汪洋主席は次のように表明した。「２０１９年、中国人民政治協商会議は引き続き中国の特色ある大国外交に知恵と力を貢献する。積極的にハイレベル相互訪問を行い、パブリック・ディプロマシーと人文交流のメカニズムを革新する。政協専門委員会、中国経済社会理事会、中国宗教界平和委員会の優位的役割を発揮させ、第１７回中欧円卓会議、『一帯一路』国際協力特定テーマシンポジウム、異なる宗教・文化の平和対話国際シンポジウムなどを開催し、意思疎通と協力を強め、各方面の共通認識を構築する。対外的に中国のことをしっかりと伝え、国の主権、安全、発展の利益を守り、人類運命共同体の構築を推進する」。