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中国の特色ある大国外交 またしても成功を収める
石暢  ·   2018-12-07
タグ: G20;外交;政治
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11月27日~12月5日、中国の習近平国家主席はスペイン、アルゼンチン、パナマ、ポルトガルを公式訪問し、第13回主要20カ国・地域(G20)サミットに出席した。 

9日間の日程で移動距離は4万キロを超え、習主席はその間に約70もの二国間・多国間のイベントに出席した。習主席のこの度の外遊で中国の特色ある大国外交はまたしても成功を収め、中国と世界の双方に次のような深い影響を与えた。 

1点目に、各方面のグローバル経済に対する信頼を高めた。今年は世界金融危機の発生から10年であり、またG20サミットがスタートしてから10年でもある。グローバル経済が再び歴史的選択の時を迎えている中で、国際社会は今回のG20サミットの方向性に大きな関心を寄せていた。習主席はG20サミットに出席し、「高みに登り遠くを望み、グローバル経済の正しい方向を確実に捉える」と題する重要な演説を発表し、グローバル経済発展に関して4つの堅持を提起した。(1)開放・協力を堅持し、多角的貿易体制を維持すること。(2)パートナーシップを堅持し、マクロ政策での協調を強めること。(3)イノベーションによる牽引を堅持し、経済成長の原動力を掘り起こすこと。(4)互恵・ウィンウィンを堅持し、世界の包摂的発展を促進すること。これらの主張は、グローバル経済の正しい方向を捉えるために中国の知恵を捧げ、グローバル経済が正しい軌道に沿って発展するよう進むべき方向を明らかに示している。12月1日、サミットは「G20ブエノスアイレス・サミット首脳宣言」を採択し、多角的貿易体制の維持、世界貿易機関(WTO)改革、気候変動対策などの問題において共通認識に達し、国際社会の信頼を再び高め、世界に正確で積極的で人々の心を安心させるシグナルを発した。 

2点目に、大国関係の良好な相互作用を促進した。G20は世界の主要なエコノミーが対話し協力する重要な場である。会議期間中、習主席はG20の各国首脳と多数の会談を行った。これには二国間協力や国際・地域問題に関する深い話し合いがあり、中国と関係国の関係の健全で安定的な発展の推進を後押しした。習主席はまた新興5カ国(BRICS)非公式首脳会議と中国・ロシア・インド非公式首脳会談にも出席し、関係国と多国間協力の枠組みの整備や、新興国間の団結の強化などの議題で新たな共通認識に達した。現地時間12月1日夜、習主席は米国のトランプ大統領と会談を行った。両国元首は中米経済貿易問題において共通認識に達し、新たな追加関税を課すことを停止し、また両国の経済チームに協議を更に進め、全ての追加関税を取り消す方向へ向かい、互恵・ウィンウィンの具体的な合意に達するよう指示した。これは経済貿易摩擦の更なる拡大の阻止に効果的であるだけでなく、双方の協力・ウィンウィンの実現に新たなビジョンを切り開いた。

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