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100日以内に3回 頻繁な中朝首脳会談が示唆するもの
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華益文 · 2018-06-21 |
タグ: 中朝関係;朝鮮半島;政治 | 印刷 |
中朝友好は様々な複雑な情勢の試練に耐え、新たな情勢の下で強化され、両国人民共通の貴重な財産となった。中国は原則を重視し、信義を重んじ、約束を守る国である。中国は一貫して善隣友好の対外政策を取ってきた。中国は原則を重視し、あくまでも根本的立場を維持する。中国は信義を重んじ、友人に対し義理を欠くようなことはしない。中国は約束を守り、一度言った約束は守るし、行う以上は必ずやり遂げる。中国は朝鮮との伝統的友好を大事にし、朝鮮が国として富み栄え、社会が安定し、国民が幸福になることを願っている。朝鮮が発展を目指し、安全保障を求めるのであれば、中国は支援し、サポートする。同時に、朝鮮半島非核化と恒久的平和・安定は人心の向かうところであり、大勢の赴くところである。中国が半島非核化を堅持し、半島の平和・安定を維持し、対話を通じて問題を解決する立場にはいささかも不明確なところはなく、半島で戦乱が生じることは決して許さない。これは中国が責任を負う大国として担う地域的責任と国際的義務でもある。
中国は半島問題で建設的役割を果たしている。中国はあくまでも平和的発展と協力・ウィンウィンの基本理念で半島問題を取り扱い、処理する。中国は第三者を念頭に置いて徒党を組んだこともないし、自国の勢力範囲も追求しない。中国はこれまで通り半島問題で建設的役割を発揮していく。一部の国際世論が言うような中国が非主流化することを懸念しているとか、半島問題プロセスを主導しようとしているとか、米国を追い出そうとしているといった論調はいずれも実際と合致していない。現在に至るまで、中国の半島問題における立場、提議、言行はいずれも地域の平和で安定的な発展という大局を守る観点から出発している。
中朝の戦略的意思疎通を維持することは極めて重要である。中朝の戦略的意思疎通の維持は両国指導者がここ数回の会談で達した重要な共通認識だ。会談そのものが両国の戦略的意思疎通を体現し、両国指導者の知恵と気迫を示している。現在、中朝双方が達した重要な共通認識は徐々に実行に移され、両国の社会主義事業は新たな道のりへと足を踏み出し、中朝友好協力関係に新たな活気と活力が生まれ、朝鮮半島対話の緩和の勢いは強まっている。それと同時に、地域と世界の情勢は依然として複雑でめまぐるしく変化している。こうした背景の下で、双方がハイレベル交流を続け、戦略的意思疎通を強化し、世界発展の大勢と中朝関係の大局をしっかりと把握し、両国指導者の歴史的会談が創出した新たな機会をつかめば、両国関係の政治基盤を固め、中朝友好協力関係がさらに着実に前進し、地域と世界の平和的で安定的な発展のために新たな貢献を果たすことができるはずだ。
(華益文:国際問題専門家)
「北京週報日本語版」2018年6月21日
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