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中国の反腐敗の新たな実践は革新力と持久力を感じさせる
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· 2018-03-17 |
タグ: 中国;反腐敗;政治 | 印刷 |
「多くの国はどのように腐敗問題を効果的に解決するかに対して一つも方法を考え出せていないが、中国はたった数年の間に反腐敗の大きな勝利を得ており、実に世界を驚かせている」、「世界人口最多国家の衣食問題を解決するのと同等だと言えるほどの大きな功績だ」……この5年あまり、中国の目覚ましい反腐敗の成果はしばしば世界から高い評価を受けてきた。
中国の国家監察体制改革の深化と監察委員会の設立は、現在国際世論が注目しているホットな話題だ。3月11日、第13期全人代第1回会議は憲法改正案を表決・可決し、監察委員会の国家機関としての法的地位が正式に確立した。ここ数日、全人代代表は監察法草案について審議を行っている。
腐敗問題解決という世界的な難題に、中国の知恵は世界に重要な啓示を与えた。外国専門家は長年の研究の中で、腐敗を抑制する上で最も大切で肝心なのは制度の力であると見出した。機関の統合と再編を経て、監察委員会は公権力を行使する全ての公職従事者に対する完全な監察を効果的に実現していく。ロイター通信などの外国メディアも「自己革命」に長けている中国共産党は「反腐敗活動の中で、きれいにできない死角はない」と早くから気付いていた。
国際世論は中国の反腐敗が新たな歩みを進めることに高い関心を持っており、また国際比較の中で中国の案における重要な意義を見出している。西側諸国も腐敗の予防と処罰に対して数々の施策を打ち出したが、様々な腐敗現象は依然として次々に起こっており、それどころかますます隠蔽の方法が進化している。西側民主主義を植え込まれた発展途上国の一部では腐敗を抑制できていないばかりでなく、腐敗のぬかるみにはまってしまい抜けられなくなっている。どうすれば反腐敗においてより成果を上げるかは、各国が解決しなければならない難題だ。
中国の大胆な改革は世界をハッとさせた。国家監察体制改革の深化は、大局に関係する重大な政治体制改革だ。腐敗を根絶するために法を制定し、専門機関を設立したが、これは中国の決心を表しており、一つの大国が激流や早瀬に直面した際に随時力を入れる方向を調整できる柔軟性と、中国共産党という大きな党は絶えず自己修正を行い時代に即して発展変化するという品性だ。
「強大な党は中国の国家ガバナンス体系における政治の主体であり、中国が発展する中で直面する問題を解決するために良いプラットフォームを提供する」。中国の反腐敗闘争における大きく鮮明な特徴は党の指導の下で行われたということだ。シンガポール国立大学東アジア研究所の鄭永年所長は、次のように考える。「現在世界はガバナンスの危機に直面している。経済ガバナンスの危機だけではなく、社会、政治、ひいてはあらゆる方面においてガバナンスの危機に直面しており、より深く見ると政党の危機、つまりは政党ガバナンスの危機である。政党は国家の政治と経済を構成する主体であり、政党さえしっかりしていれば、国家と政府はしっかりし、政府さえしっかりしていれば、良い考えを良い政策に変えることができ、良い政策は現実へと発展を遂げることができる。中国共産党はこのような党だ。つまり、行動を起こす党である」。
世界にとって、中国が展開している反腐敗活動は「着実励行の活動」と呼ぶに値する。今の中国の国家監察体制改革と監察委員会設立という新たな実践は、中国の反腐敗の革新力と持久力を人々に感じさせる。
「北京週報日本語版」2018年3月17日
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