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時代とともに進む憲法
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· 2018-01-22 |
タグ: 憲法;中国;政治 | 印刷 |
中国共産党第19期中央委員会第2回全体会議が1月18日から19日にかけて北京で開催された。
中国共産党第19期中央委員会第2回全体会議(19期二中全会)は、中国の憲法は党が人民を率いて中国の特色ある社会主義を建設する実践が進むにつれて絶えず改善し、発展させなければならないと指摘した。これは中国の憲法発展の顕著な特徴であり、基本法則でもある。憲法の連続性、安定性、権威性を保つとともに、憲法が時代とともに前進し、改善され、発展するよう促す、中国の憲法を発展させる上で必ず通らなければならない道である。
1954年に初の憲法が誕生してから現在まで、中国の憲法は一貫して実践を求め、絶えず改善されてきた。1982年に憲法が公布・施行されてから、1988年、1993年、1999年、2004年と、計4回の改正が行われた。この数回の改正は実践と発展の必要性に応じたもので、改革開放と社会主義現代化建設を力強く促進した。
実践と発展に終わりはなく、法治化に完成形はない。2004年に憲法改正が行われてからも、党と国の事業に多くの重要な発展と変化が起こった。中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)は、新時代において中国の特色ある社会主義を堅持し発展させる上で重大な戦略的配置を行い、新たな奮闘目標を確定した。新時代、新方位、新思想、新使命、新目標によって、我々は憲法を時代とともに前進させ、改善し、発展させるという歴史的な節目に直面することが決定づけられた。
憲法に対し適切な改正を行い、党と人民が成し遂げた偉大な成果と貴重な経験を憲法によって速やかに確認し、憲法の規範・指導・推進・保障作用をよりよく発揮することは、実践と発展の必然的要求であり、新時代において中国の特色ある社会主義を堅持し発展させる上での必然的要求である。党と人民が実践の中で成し遂げた重大な理論・実践・制度の革新的成果を憲法規定にまで高めることは、新時代において中国の特色ある社会主義を堅持し発展させる上で憲法が果たす重大な作用をよりよく発揮するために役立ち、全党全国各民族人民が思想をより一元化し、より力強く行動するよう促し、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想と第19回党大会が打ち出した戦略的政策と作業配置を発奮し力強く徹底して実行し、党と国の事業発展の新局面を共に切り開くことに役立つ。
憲法に対し適切な改正を行うという党中央の決定は、慎重な検討の結果、様々な状況を総合して行われたもので、党と人民の事業発展の要求にも順応し、憲法法律発展の法則にも従っており、事業の必要とするところでもあり、人心の向かうところでもある。我々は政治的・大局的・戦略的見地から、今回の憲法改正が全局に関わる重大な政治活動・重大な法整備活動であり、新時代において中国の特色ある社会主義を堅持し発展させるという全局と戦略的高みから党中央が行った重大な政策決定であり、全面的な法に基づく国家統治を推進し、国家ガバナンス体系とガバナンス能力の現代化を推進する重大な措置でもあることを十分に認識しなければならない。党中央の集中的統一指導の下、人民の心情を広く知り、人民の意思を広く汲み取り、人民の知恵を広く結集した上で、第19回党大会が確定した重大理論・観点と重大方針・政策、特に習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を国の根本法に盛り込むことは、党と国の事業発展の新たな成果、新たな経験、新たな要求を体現し、連続性、安定性、権威性を保ちつつ中国の憲法がさらに時代と共に進むよう促すものであり、新時代において中国の特色ある社会主義を堅持し発展させるために力強い憲法の保障を提供するに違いない。
「北京週報日本語版」2018年1月22日
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