中国の王毅外交部長（外相）は「国際情勢と中国外交シンポジウム2017」（主催：中国国際問題研究院、中国国際問題研究基金会）に出席し、演説した。中国新聞網が伝えた。

王部長は「2017年、党中央の揺るぎない指導の下、中国外交は引き続き開拓進取し、『一帯一路』（the Belt and Road）共同建設の世紀のビジョンを描き、グローバル化をリードする時代の強い声を発し、大国間関係安定のために中流の砥柱としての役割を発揮し、周辺情勢の安定と地域協力の勢いを維持し、BRICS協力の第2の『黄金の10年』を切り開いた」と表明。

「2018年は第19回中国共産党大会精神の貫徹実行を開始する年だ。中国外交は習近平同志を核心とする党中央の指導の下、新たな気概、新たな行動、新たな責任感を示す」と指摘した。

また「われわれはグローバル・パートナーシップ網を拡大し、新型の国際関係の構築を後押しする。周辺国と途上国から着手し、人類運命共同体の構築を後押しする。『一帯一路』建設を全面的に推進し、互恵協力を通じて世界各国に幸福をもたらす。中国の特色ある紛争問題解決の道を積極的に探り、世界の安定に一段と建設的な役割を発揮する。国情と民衆のニーズに一層即し、国内の発展と海外での利益の保護への寄与を強め、中国の特色ある大国外交の新局面を切り開き続ける」と指摘した。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年12月11日