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中国の前進をリードする新発展理念
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· 2017-09-26 |
タグ: 中国;新発展理念;政治 | 印刷 |
2015年10月に中国共産党は第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)で、「革新・協調・エコ・開放・共有」という発展理念を確立した。中国経済の新常態(ニューノーマル)、世界経済の回復低迷に対する処方箋だ。これは中国の発展の全局に関わる深い変革と見なされる。習近平総書記は「新発展理念は指揮棒であり、断固貫徹する必要がある」と指摘した。人民日報海外版が伝えた。
■全局的・根本的・長期的導き
新発展理念は国内外の発展の経験と教訓を深く総括し、その大勢を分析した上で形成されたものであり、経済・社会発展の法則に対する深い思考の結晶だ。
新発展理念は互いに通じ合い、促進し合う、内在的結びつきを持つ集合体だ。このうち革新的発展は発展の原動力の問題、協調的発展は発展の不均衡の問題、エコ発展は人と自然の調和の問題、開放的発展は発展の内外連動の問題、共有的発展は社会公正の問題の解決を重視する。
2016年1月29日の中共中央政治局の集団学習で、習主席は「『革新・協調・エコ・開放・共有』という発展理念は、第13次五カ年計画、そしてさらに長い期間のわが国の発展の思考、方向、重点を体現しており、全局的、根本的、長期的導きだ」と指摘した。
今や新発展理念は中国の経済・社会発展の各分野を貫き、人々の生活に確かな影響をもたらしている。
■発展の新構造を形成
中国鉄路総公司が開発した、独自の知的財産権を完全に持つ中国基準の新車両「復興号」が北京と上海を結ぶ「京滬高速鉄道」を時速350キロで走った。これにより中国は高速鉄道の営業運転速度が世界で最高の国となった。
第18回党大会以降、中国共産党は「人民が改革に一層の獲得感を得られるようにする」との厳かな約束を常に忘れず、国民の「関心」を現実に変えるべく努力してきた。2016年の全国の1人当たり可処分所得は2010年比で実質62.6%増加、ジニ係数は2012年比で0.009下降、都市・農村間格差は縮小が続いた……
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