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習近平主席が3回目のカザフスタン訪問を行う理由
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· 2017-06-08 |
タグ: 習近平;カザフスタン訪問;政治 | 印刷 |
カザフスタンの「一帯一路」に対する態度が前向きなのはなぜか?姚氏によれば、カザフスタンは世界最大の内陸国であり、中国と陸路でインフラをつなぐことは、世界各国に通じる陸上、海上のルートができることに等しく、それによって内陸国の「地理的に包囲されている」という難題を解決できる。カザフスタンにとって百利あって一害なしなのだ。「これはナザルバエフ大統領が確かに戦略的観点を持つ指導者だということを示している」と姚氏は言う。
その言葉通り、カザフスタンは「一帯一路」において中国から見て域外の最初の国であり、新疆と接しているため、貿易、建設、文化、金融などの面で中国と非常に密接な交流がある。中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)、中国石油化工(シノペック)、中国電力建設など中国人にとっておなじみの中央企業がカザフスタンに進出している。2016年、中国とカザフスタンの2国間貿易額は130億9300万ドルに達し、そのうち中国側の輸出は82億8900万ドル、輸入は48億400万ドルだった。
姚培生氏は、「中国とカザフスタンはほぼすべての実務分野で協力の条件と基盤がある。昨年、中国とカザフスタンの間ですでに3つの大型プロジェクトが実施された。両国間の実務協力は『一帯一路』という大きな舞台で大いに注目を集めるに違いない」と語った。
中国外交部によると、今回の訪問期間中、習主席はナザルバエフ大統領が主催する一連の公式行事に出席する。両国元首は2国間関係、発展戦略のリンク、「一帯一路」共同構築、各分野の互恵協力、共に関心を寄せる国際・地域問題について突っ込んだ意見交換を行い、「中国・カザフスタン共同声明」に共同調印し、発表する予定だ。双方はさらに中国とカザフスタンのアジア欧州国境間運輸開始の映像中継式典にも出席し、経済・貿易、金融、水利などの分野に関する多くの重要協力文書の調印に立ち会う。
「一帯一路」でつながることで、中国とカザフスタン両国の共同発展がより広がりを持つことは予想に難くない。
「北京週報日本語版」2017年6月8日
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