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「四輪駆動」で中日韓協力を牽引
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蘇暁暉 · 2016-08-25 |
タグ: 東アジア;中日韓外相会議;政治 | 印刷 |
国民間の交流は中日韓関係が長期的に発展するための重要条件だ。「国の交わりは民の相親しむに在り」と言うように、民意は政府間の付き合いの基盤である。3カ国が相次いでオリンピックを開催する機会を利用して「東アジアオリンピック圏」を築くことができれば、3カ国の国民間の友好的な感情を増進できるはずだ。
持続可能な発展は中日韓協力を新たな高みへと引き上げるだろう。中国は世界的な視野で中日韓関係を見ており、3カ国協力が世界発展の大局と合致し、人類運命共同体の構築に役立つことを望んでいる。中小企業分野における3カ国の協力は、世界経済が底を打ち回復に向かう助けになるだろう。同時に、中国はグリーン成長を特徴とした中日韓協力の奨励を重要視しており、中日韓循環型経済モデル拠点の建設計画が中国域内で進んでいる。
中国の努力により、今回の中日韓外相会議は良好な成果を上げ、新たな共通認識が生まれ、意見の不一致が効果的に抑えられた。中国が今回の外相会議で提起した「中国プラン」である「四輪駆動」は、3カ国の未来の協力方向を指し示し、東アジア協力に新たな原動力を注ぎ込んだ。中日韓協力は「四輪駆動」の下で、健全に発展し、より深く推進されていくことだろう。(蘇暁暉:中国国際問題研究院国際戦略研究所副所長)
「北京週報日本語版」2016年8月25日
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