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負の議題を越えて転換点に立つ中日韓
  ·   2015-11-04  ·  ソース:北京週報
タグ: 中日韓
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中日韓首脳会談は2008年に始まった。当時日本はまだアジア第1の経済体であり、中国はそれに次いでいた。紆余曲折を経て3カ国首脳会談が再開された今、中国はすでにアジア第1の経済体の地位を固め、北東アジア経済内部の構造変化をリードしている。  

当時TPPはまだ話題になっておらず、日本は中日韓自由貿易協定(FTA)の積極的推進者だった。今、中韓FTAは調印されたが、日本の態度には微妙な変化が生じた。   

日本は実のところ経済上「アジアNo.2」であることに対して若干捨て鉢な気持ちになってしまっている。気落ちしたせいで後先を考えず自棄的になり、しばらくの間中日関係と韓日関係をいい加減にしてきた。失うものがなくなり、理想も希望も持たなくなったため、強硬姿勢に出ることができた。日本と中国との強者と弱者の関係もひっくり返りつつあるように見える。    

北東アジアとアジア太平洋情勢において中国と日本との関係を見てみると、或いは新たなヒントが見つかるかもしれない。中日韓3カ国首脳会談を契機として、中国人は日本を改めて読み解き、そして中国自身も読み解く必要がある。 

「北京週報日本語版」2015年11月4日

 

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