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北京冬季オリンピックを支える大学生ボランティア――真冬に燃え上がる青春
本誌記者・金知暁  ·   2021-11-18  ·  ソース:北京週報
タグ: 冬季五輪;ボランティア;社会
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楊浩然さんは北京語言大学日本語学科の4年生だ。冬季オリンピックの言語サービスボランティアに選ばれた彼は、模擬訓練の授業で李さんと一緒に課題に取り組み、得意の語学力を発揮した。

北京冬季オリンピックのボランティアに選ばれた北京語言大学日本語学科4年生の楊浩然さん(写真=本誌金知暁記者)

「僕は子どもの頃からスポーツが大好きで、オリンピックにとても憧れていました。今年になり、僕にとってずっと遠い存在だったオリンピックが本当に目の前に現れたと気が付くと、迷うことなくこのチャンスを掴みにいきました。多言語、多文化、多民族の国際的舞台であるオリンピックで、大会の運営方式についても学びたいと思っています」と、楊さんはボランティアに応募した理由を語った。

楊さんによると、北京語言大学では3年生と4年生向けに通訳および翻訳に関するカリキュラムが組まれており、言語サービスボランティアで使う基礎的な専門スキルを身に付けることができたという。また、オリンピック組織委員会と学校は一般技能などさまざまな研修を行い、専門分野だけでなくボランティアとして必要な知識を学生たちに習得させている。「冬季オリンピックのボランティア活動は僕自身の能力が試され、向上するとても大きな機会で、これからの就活や仕事でもプラスでしょうし、人生の中でもかけがえのない経験となるはずです」と楊さんは考えている。

「ボランティアとは自ら進んで貢献し、喜びとともに成長していく人々です。私は誇りと緊張感を持って北京冬季オリンピックを迎えたいと思います」と、楊さんは自らの強い気持ちを語った。

北京語言大学ボランティアサービス指導センターの鄒濼銥先生の説明によると、北京語言大学では2018年末から冬季オリンピックのボランティア活動の準備を始め、5回にわたりオンラインとオフラインで面接を行ったという。現在、291名の採用予定者が選出され、その応募率は学内の全ボランティア活動の中で最高だったそうで、「冬季オリンピックへの学生たちの関心はとても強いです」と鄒先生は語る。

北京語言大学ボランティアサービス指導センターの鄒濼銥先生(写真=本誌金知暁記者)

現在、北京語言大学は3週間にわたる一般技能研修クラスを開いている。研修クラスではボランティアとしてのマナーや障害のある方のサポート、応急救護といった一般技能のほか、感染症対策や身体と心の健康管理などの授業も設けられ、国際情勢や国際関係、異文化コミュニケーション、外交マナー、英語の研修など同校の特色に合った個性的なカリキュラムも含まれている。

「それらを通じてボランティアたちの専門スキルが伸び、国際的な視野が広がり、彼らが大会をサポートする手助けができるよう願っています」と、鄒先生は学生たちに期待を寄せる。

「私も指導教員として学生たちと一緒にオリンピックのボランティア活動に参加します。私には2歳の赤ちゃんがいるのですが、3カ月近く会えなくなりますし、生徒たちも家族と一緒に春節を過ごすことができませんが、私たちの家族はとても協力的です。冬季オリンピックに向けて全力を尽くして頑張ります」と鄒先生は語った。

「北京週報日本語版」2021年11月18日

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