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準備万端 北京冬季オリンピック開催まで100日に迫った張家口市崇礼区
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· 2021-10-26 · ソース:北京週報 |
タグ: 冬季五輪;張家口;社会 | 印刷 |
太子城氷雪小鎮と京張高速鉄道崇礼支線の太子城駅の様子(写真=新華社提供)
2022年北京冬季オリンピックの雪上競技会場の一つである河北省張家口市崇礼区は近年、オリンピック関連プロジェクトと付帯サービス施設の建設をしっかりと推し進め、医療や交通、気象などの保障レベルを向上させ、開催に備えてきた。
ラストスパートに入ったオリンピック関連プロジェクトの建設
張家口競技エリアにある冬季オリンピック選手村に入ると、すでに複数の家具が備え付けられている。この選手村では今後、1188人のアスリートを含む2020人の「住民」を迎えることになる。ここにはマンションや食堂だけでなく、商店や銀行、郵便局などもあり、伝統文化の展示が行われ、中国医学の体験もできる。
北京冬季オリンピックの重要な付帯サービス保障プロジェクトとして、太子城氷雪小鎮の建設規模は134万平方メートルに達している。現在、外装工事は完了し、表彰広場や制服・登録サブセンターなど仮設施設の建設が進められている。
太舞スキー場は現在、中国最大級の総合スキーリゾートの一つであり、北京冬季オリンピックの開催期間中は宿泊や飲食などのサービスを提供する。「政府要人や報道関係者などは10軒のホテルで合わせて2300室に泊まり、約5000人のスタッフとボランティア用には2つのスタッフ寮を新設しました。これらは今年の10月末までにすべて稼働する予定です」と太舞スキー場の周文茜総裁は紹介する。
また最近、張家口競技エリアには隔離ラインや仮設トイレ、隔離ウォールパネル、仮設隔離スポットなどの施設が付け加えられ、急ピッチで建設が進んでいる。
ますます高められる北京冬季オリンピックのサービス水準
夏季オリンピックに比べ、冬季オリンピックの競技中の怪我はより治療に急を要するとされる。冬季オリンピック・パラリンピック張家口競技エリアの医療保障指定病院である北京大学第三病院崇礼院区のスポーツ医学科は昨年7月に設立され、これまでに各種のスポーツ傷害や関連疾患の診察、治療、手術とリハビリを行ってきた。競技の際、15分以内に選手を病院へ運ぶことができ、外傷センターの駐機場も正式運用が始まっている。
交通面では、崇礼区は2つの高速鉄道駅と6つのトンネルを整備し、多くの郷・鎮を結ぶ道路を開通させ、地元住民や崇礼区を訪れる人々に利便性をもたらしている。
気象面では、張家口市気象局の気象予報サービスチームがスマート気象サービスシステムや道路交通・航空気象サービスシステムなどを開発し、崇礼区にある冬季オリンピックの中核エリアとその周辺に自動気象観測所を40カ所以上、レーダーを10台以上仮設し、気象予報で秒単位の精度を実現した。
同時に、冬季オリンピックのボランティア活動をよりよく行うため、張家口市では1万4000人の都市ボランティアを募集し、まずは重点地域の都市ボランティアを3588人選抜した。現在はボランティアの総合能力とサービス水準を高めるため、ボランティアの本番に即した訓練と持ち場ごとの研修に力を入れている。
「北京週報日本語版」2021年10月26日
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