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現代人のあなたがゆったり読書したのはいつのこと?
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· 2021-04-26 · ソース:人民網 |
タグ: 読書;書店;社会 | 印刷 |
どのようにスマホに時間を奪われる現状を打破するか?
朱さんは、「『ゆったり読書』が話題になり、多くの人の間で話題となっていることを、角度を変えて見ると、いろいろなものが入り乱れた情報の陰で、『何が問題かは分かっているのに、克服の仕方が分からない』という、多くの人の困惑が見え隠れする」と分析する。
テンポの速い現代社会において、画像や動画がダイレクトなビジュアル的、聴覚的刺激を与えてくれる。一方で「ゆったりとしたリズム」の読書が、大して役には立たないが捨てるには惜しいものになっている。「読書の意義って一体何なのだろう?」という疑問が、一瞬頭をよぎったことがあるという人も多いだろう。
最近、中国のネット上で、「涙なしには読めない」と話題になった黄国平さんの論文の「謝辞」には、「勉強を続けて、山から出て、この一生を無駄にはしない」という言葉がその答えであるはずだ。
北京の繁華街・西単にある人気書店「鐘書閣」で読書する人(撮影・田雨昊)。
また学者の周国平氏が言及しているように、若者たちには、著名人の名言を断片的に見るのではなく、お気に入りの本を1冊1冊、系統的に読んでほしい。
今の若者は、しっかりとした基礎を築くことが特に大切だ。基礎がないなら、インターネットから悪い影響を受けてしまう。一方、基礎がしっかりしていれば、インターネットは良いアイテムとなるだろう。
あるネットユーザーは、「読書は、世界に目を向ける一番良いチャンネルで、困惑した気持ちを解消する一番良い方法でもある。読む本が多くなればなるほど、自分がどんな人になりたいのか、どんな人生を送りたいのかもますますはっきりしてくる」とまとめている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年4月26日
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