ホーム >> 社会 >> 本文 |
高齢者専用ジムは見通し明るいビジネス? 筋トレする高齢者も増加中
|
· 2020-12-30 · ソース:人民網 |
タグ: 高齢者;ジム;社会 | 印刷 |
一方、中国では、高齢者はゆっくりとした、軽い運動をするほうが良いとされ、それが伝統的な観念となっている。
しかし、研究では、高齢者が長期にわたり、安定して、系統的に上半身と下半身の筋トレを行うと、血液中のコレステロールを減らし、冠状動脈心臓病などの「文明病」の発生率を低減させることができるほか、下半身のバランス、敏捷性を強化し、転倒や接触などによるケガを減らすこともできることが分かっている。
その他、トレーニングジムは、高齢者にとって社交の場となり、孤独感を減らし、より健康的な体と心理状態で、晩年を楽しく過ごすことを可能にする。
しかし、中国国内のトレーニングジム業界はスタートが遅かったため、まだ十分に成熟していない。
まず、多くのトレーニングジムは若者をターゲットにしており、高齢者専用のカリキュラムやフィットネスプログラムを設置しているジムはほとんどない。また、高齢者が若者と同じように激しい筋トレをするとなると、トレーニングジムはハイリスクを抱えることになる。
そのようなさまざまな要素が重なり、高齢者はトレーニングジムに対して及び腰になってしまっている。
しかし、高齢者のトレーニング関連の消費が高度化しているのを背景に、今後はさらにたくさんの高齢者の運動の方法が登場するのは必至の情勢で、そうなれば、人々の「高齢者は単調で、軽い運動をしている」という固定観念も打破されることになるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月30日
前のページへ1 |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号-4 京公网安备110102005860号