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母親の財布や「引退」したPM2.5対応マスクから感じる直近5年の中国の発展
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· 2020-10-30 · ソース:人民網 |
タグ: 五カ年計画;民生;社会 | 印刷 |
「第13次五カ年計画(2016‐20年)」期間中、中国の経済的実力、テクノロジーの実力、総合的な国力は新たな高みへとステップアップした。人々の日常生活のちょっとしたことからも、日進月歩の発展を感じることができる。人民日報が報じた。
母親の財布
陳大昊
バスに乗る時も、野菜を買う時も、小銭が必要だった当時、母親の小さな財布は小銭がたくさん入っていたので重かった。しかし、電子決済が普及し、スマホが母親の財布に取って代わるようになり、小銭を出し入れすることも少なくなり、とても便利になった。
「第13次五カ年計画」は、インターネットの深く、広い応用促進、インターネットに基づく商業スタイル、サービススタイル、管理スタイルの推進加速など、各種イノベーションを掲げている。QRコードをスキャンして、受付手続きをしたり、料理の注文をしたり、駐車手続きをしたりというのが、インターネット時代の鮮明なシンボルとなっている。インターネット各分野が融合しながら発展し、テクノロジーが生活の隅々に浸透し、便利になっている。
今年6月の時点で、中国のネットユーザーの規模は9億4000万人に達し、インターネット普及率指標目標は前倒しで達成した。高齢者もスマホを使いこなし、山地の子供たちはオンラインで授業を受け、貧困者もライブ配信をマスターするなど、ほとんどの人がインターネットを利用できるようになり、情報格差も縮小し続けている。モバイルインターネット時代の今、情報化の手を、さらに遠くまで、さらに細かな所まで伸ばさなければ、より多くの人に、より継続した幸福を感じてもらうことはできない。
ほこりをかぶったPM2.5対応マスク
趙文涛
私が大学を卒業して北方エリアのある都市で就職した5年前、空気が悪く、空気清浄機を一年中回し、外出する時は必ずPM2.5対応のマスクを着用していた。
しかし、今は、新型コロナウイルス対策として使い捨てのマスクを着用することがニューノーマルとなっているものの、PM2.5のマスクを着用することはほとんどなくなった。その原因は、「青空を守る戦い」が顕著な成果を収めているからだ。汚染物質排出が深刻な業界の過剰生産が改善され、定期的に大気環境クオリティ情報がチェック、発表され、地域の大気汚染をめぐる共同対策が深化し、「第13次五カ年計画中の生態環境保護計画」では、大気汚染改善行動計画が厳格に制定されている。都市の大気の質が「優良」の日は増加の一途をたどり、人々は幸せを実感できるようになっている。
環境は民生で、美しい緑の山、青い空は幸福の源だ。大気汚染という、長年の積み重ねにより起きている問題を、すぐに解決することを望むのは現実的ではない。しかし、努力をこつこつと重ねていけば、白い雲の浮かぶ青い空が、人々の日常となる日が必ず来るに違いない。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年10月29日
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