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中国初のイ族女子U-9サッカーチームが誕生 山奥で逸材発掘へ
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· 2020-10-27 · ソース:人民網 |
タグ: 貧困脱却;サッカー;社会 | 印刷 |
サッカーコートで練習が始まるのを待つU-9のメンバー(撮影・王磊)。
陳さんは、「まず、子供たちと言葉で意思の疎通を図り、頭の柔軟性を見た。次に、体型や体、体つきを見た。そして、ジョギング、ジャンプ、機敏性、協調性、反応など、運動能力を見た。幅跳び、10メートル走、コーントレーニングなどを行って、サッカーに必要な短距離や瞬発力などテストした」と説明する。
練習をする女の子(撮影・王磊)。
涼山イ族自治州にも運動が大好きな子供たちが
陳さんは、「とても印象深い出会いだったメンバーも多い」とし、「例えば、塩源県塩井小学校の真っ黒に日焼けしたショートカットの蘇雲英ちゃん。『サッカーって知ってる?』と聞くと、『知ってる。サッカーがとても好き』という返事にとてもびっくりして、サッカーボールを渡してみると、彼女はサッカーができるわけではなかった。でも、サッカーが好きで、コートを走り回るのが好き」と、出会った時のことを昨日のことのように思い出していた。
練習の一環としてジャンプする女の子たち(撮影・王磊)。
越西県南城小学校から来た耿馨雨さんは、10メートル走のテストの時、転倒してしまった。しかし、陳さんは助けに行くのではなく、彼女がどうするのかを観察したという。すると、彼女はズボンをはたき、立ち上がって「もう一度走らせてほしい」と頼みに来たという。「ものやわらかで、かわいい彼女にこんなガッツがあるとは予想外だった。それこそサッカーに必要な気質で、困難に直面しても泣くのではなく、立ち上がらなきゃいけない」と陳さん。
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