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苦難を共にして新型肺炎と戦う国際友好都市
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· 2020-07-10 · ソース:北京週報 |
タグ: 新型肺炎;国際協力;社会 | 印刷 |
先ごろ、一連の手続きを終えた後、安徽省馬鞍山市の市民の想いが込められた5000枚の使い捨て医療用マスクはスリランカ中国友好協会へと発送された。それ以前にもN95医療用マスクなど12万元を超える額の防疫物資が、すでに日本の札幌やイギリスのロンドンなどに送られている。
馬鞍山市で新型肺炎が発生して以降、国際友好都市から次々とお見舞いの手紙が寄せられた。韓国の昌原市と日本の伊勢崎市は医療用マスク、医療用手袋、ゴーグルなどの防疫物資を集めて馬鞍山市に送り、実際の行動によって苦難を共にする友好都市間の厚い情誼を示した。
それに対し、馬鞍山市外事弁公室の関連責任者は、「当初、昌原市の防疫物資も不足していたにもかかわらず、全力で支援してくれたことに大変感動しました。海外からの支援とお見舞いには本当に心が温まります」と語った。
世界における感染状況の変化に伴い、馬鞍山市の市民も同様に国際友好都市の状況に対して関心を寄せている。直ちにお金と支援物資を寄贈したほか、馬鞍山市は積極的に国際友好都市および友好組織と連絡を取り、共に困難を乗り越えようとしている。
馬鞍山市衛生健康委員会と馬鞍山市健康促進センターは共同で「新型コロナウイルスによる肺炎に関する健康科学知識」と題するパンフレットを編集した。同パンフレットは個人防護、家庭防護、消毒、外出時の防護など多方面に渡って感染予防・抑制の知識を普及させ、民衆の予防・抑制意識と能力を高めた。先ごろ、専門家によって翻訳、チェックされた同パンフレットの英語版は、すでにメールで各国際友好都市と関連団体・機構に送られている。
韓国国立慶北大学に留学している馬鞍山市出身の喩伝洋さんはすぐさま同パンフレットの中国語版と英語版を受け取った。新型肺炎の予防・抑制期間中、喩さんは韓国でずっと感染予防・抑制の啓発や物資の配布などのボランティア活動に参加している。「パンフレットの内容は系統立っていて幅広く、生活にまつわるさまざまな場面での健康防護に触れていて、ボランティア活動に参加する際にとても役に立ちました」と喩さんは言う。
そのほか、馬鞍山市帰国華僑連合会も急いで防疫物資を集め、海外の華僑・華人に寄贈している。海外に送る防疫物資が無事に届くよう、馬鞍山市帰国華僑連合会は速やかに郵便会社と国際物流会社に連絡を取り、規定を遵守して防疫物資の関連資料を用意し、随時オンラインで物資の輸送状況をチェックしている。3月23日、第1陣となる8000枚のマスクがベルギーなどにいる華僑・華人に届けられ、差し迫った事態を和らげた。
「北京週報日本語版」2020年7月10日
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