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漢字9文字で振り返る「2020年上半期」
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· 2020-07-03 · ソース:人民網 |
タグ: 新型肺炎;家族;社会 | 印刷 |
今年もあっという間に半年が過ぎてしまった。新型コロナウイルス感染拡大という、未曾有の事態に見舞われたこの半年、あなたはどんな日々を過ごしただろう?ここでは、今年上半期の世相を表す漢字9文字を以下にピックアップしてみた。あなたの心に最もヒットする漢字はどれだろうか?中国新聞網が報じた。
1.「疫」
新型コロナウイルスが突然猛威を振るい、私たちの上半期の生活のリズムと歩調は、すべてそれをめぐって展開されることになった。最初は茫然としたり慌てたりしたものの、今では落ち着いて、自信を持って対応することができるようになった。今回の「疫」病の襲来を経験したことで、私たちは実に多くのことを学んだ。払ってきたどんな代価も、今後の私たちの生活をもっと良くするための推進力となってくれることを願っている。
2.「宅」
上半期、私たちは自「宅」で長期間の巣ごもり生活を送った。同じように巣ごもりをしていても、その結果はさまざまだ。体重が5キロ増えたという人もいれば、トレーニングをして腹筋が割れたという人もいる。また、デリバリーばかり注文していたという人もいれば、料理の腕を磨いたという人もいる。さらに、学業がおろそかになったという人もいれば、新しいスキルを身に着けたという人もいる。あなたは、自「宅」でどのように巣ごもりしていただろうか?
3.「援」
「どこかに困難があれば四方八方から支援が来る」という言葉は幼いころからよく知っているだろう。過ぎ去ったばかりの上半期は、その言葉の意味を改めて実感することとなった。新型コロナウイルス感染が深刻だった武漢に対する中国各地からの支援であれ、海外の華人華僑の祖国に対する無私の支援であれ、そしてもちろん、「山川域を異にすれども、風月天を同じうす」という各国からの援助も含め、そのすべてが温かい気持ちにさせてくれた。
4.「涙」
普段は「軽々しく泣かない」という硬派の男性でも、この半年は、何度も涙を流してしまうことになった。避難する人の流れに逆行して感染状況が深刻だった湖北へと向かった白衣の戦士たち、新型コロナウイルスとの闘いで犠牲となったこの世の天使たち、新型コロナウイルスに苦しめられた感染者、一般の人々のために「子と袍を同じうせん」の精神での助け合い、湖北から「凱旋」を果たし、ついに家族と再開して抱き合う「勇士」たち、感染状況データが少しずつ減り、最終的に0人となった瞬間、次々と報じられる関連科学研究進展の吉報など、涙腺を緩ませるシーンや出来事がたくさんあった。
5.「延」
東京オリンピックが延期となり、学校の再開日が延期となり、中国大学統一入学試験(通称「高考」)が延期になり、結婚式が延期となった。上半期、私たちの生活では、実に多くのことが「延期」された。だが、どうか信じてほしい。新型コロナウイルス感染拡大という特殊な状況下での「遅れ」は、もともと得ることができるはずだった幸せや成功が「なくなった」というわけではなく、少しばかり「遅れる」というだけで、もしかしたらそれを一層大切にできるようになるかもしれない。
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