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危機に直面してチャンスを掴む 今どきのオンライン求人と在宅就活
本誌記者・金知暁  ·   2020-04-15  ·  ソース:北京週報
タグ: 就職;新型肺炎;社会
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現在、劉さんは24社に履歴書を送付し、すでに5社のオンラインテストと面接を受けた。「2月3日からの春節明け第一週に比べて、今の求人情報はかなり多くなり、大学も学部別に、専攻に合った雇用先企業とのマッチングに努めてくれています。でも秋季人材募集期間と比べると、現在一部の企業にはまだ書類選考期間が長く、採用計画と進捗状況の更新が遅いという問題があります。そのほか、面接合格後の研修を<どうするかということも私の関心の一つです」と劉さんは述べた。

段仕芸さんも日本語専攻の修士卒業生の一人だ。彼女によれば、新型肺炎は自分の就職活動にいかなる困難ももたらすことはなく、むしろ就職の方向性をより冷静に考えさせてくれたという。「私はアニメとゲームが好きで、今もゲーム会社で海外運営・企画のインターンをしているのですが、これは私のキャリアンプランに合致しています。ただ、新型肺炎の発生後、私は自身のキャリアプランについて考え直しました。扱っている業務が新型肺炎のような突発的な事件の影響を受けた場合、会社は社員の配置換えを行う可能性があります。私は技術職ではないため、もし入社後に会社の中核業務である海外運営に携われなかったら、長期的にみて仕事の安定性には一定のリスクがあると思います」と段さんは述べた。さらに、新型肺炎が発生する前、両親や親戚などが勧める公務員や事業機関などの「安定した仕事」に対して、段さんも周りの友達もあまり興味がなく、仕事の内容や自由さをより重視してしたという。「しかし、一部の中小企業が今回の新型肺炎の影響を受けたニュースを見た後、私は両親からのアドバイスを改めて考えるようになり、公務員などを就職先として選択肢に加えました」と段さんは率直に語った。

猟聘ビッグデータ研究院が4月10日に発表した調査研究データによると、6割以上の企業は新卒採用の期間を延長する予定で、過半数の企業は4月から6月の間に大規模な求人を始めるという。それによって、これから大量の求人情報がリリースされ、卒業生たちはより多くの就職のチャンスを手に入れるだろう。それに対して求職サイト・猟聘網の面接指導・履歴書顧問を務める劉楚雲さんは「卒業生は自信を持ち、しっかりと自らの能力に磨きをかけ、『自分は企業に何を求めているのか』から『自分は企業に対して何を提供できるのか』へと考え方を変えるべきです」とアドバイスした。さらに、大学院への進学を考える卒業生に対して、劉さんは「自分が本当にやりたいことは何なのかを明確にすべきです。進学自体を目的化してはならず、学びの中での社会経験の積み重ねや能力の向上なども同じく重要です」との意見を述べた。

「北京週報日本語版」2020年4月15日

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