ホーム >> 社会 >> 本文 |
中国衛生健康委員会「海外からの輸入症例阻止に舵切る時」
|
· 2020-03-18 · ソース:人民網 |
タグ: 新型肺炎;輸入症例;社会 | 印刷 |
国家衛生健康委員会の公式サイトの情報によると、同委員会はこのほどテレビ会議を開き、海外からの新型コロナウイルスの輸入症例を阻止するための今後の対策を決めた。中国新聞網が報じた。
会議では、中国以外の国や地域で新型コロナウイルス感染が急速に広がっていることを背景に、海外にいる中国人留学生など、多くの中国人が帰国したいと強く願うようになっており、それに伴い海外からの輸入症例も目に見えて増加しているため、中国国内で感染が再び勢いを盛りかえすリスクが依然として存在していると強調された。感染拡大を阻止するために必要な対策に大きな変化が生じているため、中国の対策業務は重大な山場を迎えている。
会議では、中国国内の感染拡大防止・抑制対策を引き続き強化し、パンデミックに対応するガイドライン制定に着手し、海外からの輸入症例を阻止するための対応策を細分化、具体化し、ウイルスの伝播、拡散、蔓延をなんとしても阻止しなければならないと強調された。
まず、湖北省と武漢市を守る戦いに力を尽くさなければならない。引き続き医療・治療を最優先し、感染したものの治癒し退院した人の健康管理を強化しなければならない。北京市は首都の入京者管理共同対策メカニズムを十分に活用し、首都の安全、安定を守らなければならない。各地も感染拡大防止・抑制対策におけるコミュニティとしての重要な役割を十分に果たさなければならない。
次に、海外からの新型コロナウイルス輸入症例を何としても阻止しなければならない。入国者に対する税関での厳格な検疫を行い、発熱、呼吸器症状などがある人に対する疫学調査と医学スクリーニングを強化しなければならない。
また、企業・事業機関が操業再開する際には、感染拡大防止対策を全面的に実施しなければならない。
そして、通常の医療サービスを段階的に再開しなければならない。
最後に、世界保健機関(WHO)、欧州連合(EU)などの国際組織との交流、協力を引き続き強化し、中日韓、中国-中東欧、中国-太平洋諸島、大メコンサブリージョン経済協力(GMS)などのプラットフォームの役割を果たさなければならない。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年3月17日
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号 京公网安备110102005860号