中国で新型コロナウイルスによる肺炎が発生した後、日本では世界に先駆けて中国を支援する動きが起こった。このことは中国国内のメディアでも大きく報じられ、中国の人々から惜しみのない賛辞が送られている。また、感染拡大が深刻な武漢市から多くの外国人が退避する中、あえて現地に留まることを選んだ日本人教授・津田賢一さんの決意もまた、新型肺炎と戦う中国の人々を勇気づけている。本誌では津田教授にメールを通じて現在の武漢市内の様子を伺うと共に、新型肺炎の感染拡大を防ぐために今後あるべき中日両国の協力について考察した。 

「北京週報日本語版」2020年2月7日