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全国各地の観光地で入場料のオフシーズン割引スタート
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· 2019-11-18 · ソース:人民網 |
タグ: 観光;文化;社会 | 印刷 |
11月に入り、ピークを避ける旅行の最適シーズンが今年もやって来た。全国の多くの観光地では、続々と入場料のオフシーズン割引が実施され、この中には、下落幅が5割を上回る有名観光地も少なくない。人民網が伝えた。
一部観光地の値下げ幅は5割以上 黄龍のオフシーズン入場料は僅か60元
冬季に観光地を訪れると、どれくらいの節約になるのだろうか?統計してみたところ、多くの有名観光地における11月の入場料はいずれも大幅に割引きされており、値下げ幅が最も大きいところでは、オンシーズン料金より5割以上安くなる。新疆維吾爾(ウイグル)自治区喀納斯(カナス)・禾木・白哈巴観光区セット券の場合、オンシーズン料金は230元(1元は約15.5円)だが、オフシーズンは100元と、値下げ幅は57%。北京故宮は、オンシーズン料金が60元、オフシーズンは40元、値下げ幅33%。蘇州虎丘の入場料は、オンシーズンが80元に対し、オフシーズンが60元。蘇州拙政園は、オンシーズン90元、オフシーズン70元と、いずれも20%以上値下げされている。
12月以降、オフシーズン料金が適用される観光地も多い。例えば、敦煌莫高窟の入場料は、オンシーズンの238元から140元に下がり、黄龍風景区はオンシーズンの170元から60元に下がる。
優遇策を講じて観光客誘致を目指す各地
オフシーズンの観光地では、閉園時間に注意
西蔵(チベット)に対して長年憧れを抱いていたという楊氏は、「ポタラ宮の入場料だけでも、家族全員で行くと、数百元の節約になる。オフシーズンに旅行をすれば、旅行コストを引き下げることができるだけではなく、人混みを避けることもできて、より良い旅行体験を味わえる」と話した。
今年、一部地方の文化観光部門は、オフシーズンにより多くの観光客を誘致する目的で、入場料の無料・割引を含めたさまざまな優遇政策を打ち出している。例えば、西蔵自治区では、2019年10月15日から2020年3月15日まで、第三弾となる優遇政策を実施し、寺院観光エリア以外に、ポタラ宮を含む自治区内の国家3A級以上の観光地を入場無料とし、3A級未満の観光地およびA級指定されていない観光地のオフシーズン入場料を、オンシーズンの半額とした。また、広西壮(チワン)族自治区は、11月1日から12月31日まで、自治区外の全国各省(自治区、直轄市)および香港、マカオ、台湾地区の観光客を対象に、身分証を確認の上、広西A級観光地の入場料を正規料金の5割引とする優遇措置を適用している。
ただし、各観光地でオフシーズン料金が実施されるのと同時に、開放・見学時間が多かれ少なかれ短縮されることに注意する必要がある。例えば、西渓湿地国立公園では、毎年11月から来年3月の間は、午前8時から午後5時半という冬季開園時間が適用され、閉園時間が夏季より1時間早くなる。平遥古城内各観光スポットの開放時間は、10月10日から来年2月28日まで、午前8時から午後5時半までとなり、オンシーズン(午前8時から午後6時半まで)より閉門時間が1時間早くなるので注意が必要だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年11月15日
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