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「健康」がセールスポイント、温室ガス排出削減にも有益
  ·   2019-09-09  ·  ソース:人民網
タグ: 環境;健康;社会
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大市場の背後に高い環境保護効果あり? 

牛や羊が日常生活で出す温室効果ガスについて、決して侮ってはならない。国際環境保護団体・ワイルドエイドが2016年に発表した報告書「明日のために食べる:中国は『食の選択』によっていかに地球温暖化スピードを減速させたのか」によると、家畜から発生する温室効果ガスは、全世界の温室効果ガス総量の14.5%以上を占め、地球上のあらゆる交通機関から排出される総量を上回り、全世界に14億頭いる牛が出す温室効果ガスは全世界の牧畜業で排出される総量の66%を占めている。また、飼育されている動物に必要な水・飼料・土地は、大量の資源を占有している。

肉類に取って代わるものが探し出せれば、間違いなく環境保護に対して大きく寄与できる。これは、「MIT(マサチューセッツ工科大学)テクノロジーレビューによる2019年の「ブレイクスルー・テクノロジー10」の一つに人工肉ハンバーグが選ばれた主な原因でもある。

一部の企業、環境保護団体、菜食主義者の推進のもと、肉類代替食品の規模はだんだんと拡大してきた。市場調査・コンサル企業マーケッツアンドマーケッツの調査によると、2018年、世界の肉類代替食品市場の規模は46億ドル(1ドルは約107円)、2023年には64億ドルに達する見通しという。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年9月6日

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